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日本には、お正月におせち料理を食べたり、初詣に行ったりと、さまざまな慣習があります。とはいえ、物心がついた頃には、お正月を当たり前のように過ごしていた方も多いかもしれません。

そんな日本人にとって欠かすことのできないこの行事は、どのような意味や由来があるのでしょうか。

お正月はただのお休みの期間ではなく、とてもおめでたい日です。

そこで今回は、お正月の由来から、過ごし方についてご紹介します。お正月について正しく知る一助になれば幸いです。

 

お正月とは、いつまで? 何をする日?

お正月はいつまで?

元々は、1月1日から1月31日までの1ヶ月間をお正月と呼んでいました。

最近のお正月は、1月1日から1月15日までがお正月と基本的には呼ばれています。

1月1日から1月7日の松の内、1月15日までが小正月です。

1月7日までがお正月のところが多いですが、地域によっては小正月の15日までの場合もあります。

【関連記事】【由来・意味から食事まで】またお正月? 1月15日は「小正月」

何をする日?

1月1日から1月3日までの間は「三が日」と呼ばれ、初詣に行ったり、書き初めをしたり、おせち料理やお雑煮といった行事食を食べたりするなど、新年にふさわしい習わしとともに過ごします。

お正月の由来

お正月は、お休みの期間にまったりと過ごされていることが多いです。

本来のお正月には、「年神様を自宅へ迎え入れ、お祝いをする」といった意味があります。

年神様は子孫繁栄五穀豊穣をもたらす神様で、「歳徳神(としとくじん)」や「正月様」と呼ばれることもあります。

お迎えした年神様をもてなし、1年の健康や幸せをもたらしてくれます。

年神様をもてなしてお迎えするために、おせち料理や初詣などさまざまな正月行事が行われるようになりました。

自遊花人
箸置き -ゴールド-

 

お正月の過ごし方について

お正月は「三が日」と「松の内」と、期間によって過ごし方が変わってきます。

三が日

三が日とは1月1日から1月3日までの間です。最近では、三が日の期間をお正月休みと認識していることが多いです。

三が日の間にやっておくといい、正月行事について紹介していきます。

・初日の出

1年で1番初めに見る、日の出のことです。どこかに出かけなくても、自宅から見るのでもかまいません。1年に一度しか拝むことができない初日の出。1年の始まりとして、見に行くのもいいかもしれません。

・初詣(はつもうで)

初詣とは、年が明けてから神社やお寺へお参りに行くことです。1年の幸せや健康を願い、祈願します。できる限り、三が日の間にお参りするのがおすすめです。その際、参拝するだけでなく、おみくじをしたり厄除けの甘酒を飲んだりして過ごします。

【関連記事】おみくじの順位や意味、どれが正解? 「結ぶ」意味・理由

 

・初夢

12月31日(大晦日)の夜から1月2日かけて、最初に見た夢を初夢と言います。また、一富士二鷹三茄子(いちふじにたかさんなす)を初夢で見ると縁起がいいといわれています。

1番目は富士山、2番目は鷹、3番目は茄子の順番で見ると、最も縁起がいいといわれています。富士は不死、鷹は高い、茄子は成すを表しています。

一富士二鷹三茄の由来は、富士・鷹・茄子は徳川家康が好んだからだとされています。徳川家康が居城していた駿河の名物でもあり、縁が深いことから意味がつけられたといわれています。

・書き初(書初め)

そのほか、1年の目標や抱負を書く、書き初め(書初め)という慣習もあります。書き初めをするのは、一般的に1月2日がふさわしいとされています。これは、1月2日に書くことで、上達するからといわれています。書き初めに限らず、茶道やお琴なども1月2日から始めると上達しやすいといわれています。

これは、平安時代の吉書の奏(きっしょのそう)が関係しています。吉書の奏とは、新年などの節目に天皇へ文書を奏上する宮中行事のことで、縁起の良い日とされています。その後も、吉書の奏から吉書始め(おめでたい新年に書道をすること)と呼ばれる行事として引き継がれていきました。江戸時代に入り、庶民の間でも習字が広まっていきました。

1月2日に吉書の奏が行われていたことから、縁起のいいこの日に書き初め(書初め)を始めると上達しやすいといわれています。

・お年玉

お年玉とは新年のお祝いとして、大人から子供に向けて金品を贈ることです。元々は金品ではなく、お餅を贈っていました。昭和に入り、金品を贈るのが主流になってきたようです。

松の内

松の内とは、門松しめ飾りを飾る期間になります。関東では、1月1日から1月7日が松の内です。関西では異なり、1月15日までが松の内になります。門松などを飾るのは、子孫繁栄や五穀豊穣をもたらしてくれる、年神様を家へ迎え入れるためです。迷わないための目印であり、依代(よりしろ)となります。この期間は、年神様が滞在する大切な期間なのです。

・七草粥

1月7日は五節句のひとつである、人日(じんじつ)の節句です。この日には、春の七草を入れた七草粥を食べる習わしがあります。ちなみにこれは、お正月のおせち料理やお雑煮などで疲れた胃を休め、邪気を祓うためといわれています。

【関連記事】春の七草 ― 人日の節句

 

・どんど焼き

毎年1月15日は、悪霊払い無病息災の風習が行われる小正月。豊作の祈願や家内の安全の祈願をする、大切な日です。また、小正月でもありどんど焼きの日でもあります。お正月で使った飾りやしめ縄などを神社へ持っていき、焼く行事になります。

【関連記事】【由来・意味から食事まで】またお正月? 1月15日は「小正月」

 

・鏡開き

松の内が過ぎた1月11日は、鏡開きの日になります。飾っている鏡餅を下げ、好きなように調理をして食べます。飾っている間には年神様が宿るため、その鏡餅を食べると縁起がいいといわれています。

 

お正月の行事食とは

お正月には、絶対に欠かすことのできない行事食があります。

・お節(おせち)料理

お正月の間に食べる代表的なものが、お節(おせち)料理です。おせち料理とは、お正月に食べるお祝い料理のひとつです。正確には、1月1日(元旦)・1月2日・1月3日の三が日に食べる料理とされています。

【関連記事】お正月におせち料理を食べるのはなぜ?

 

・お雑煮

お節料理とともに餅が主役で、野菜やお肉が煮こまれた汁物です。地域によって餅の形や、汁の味が変わってきます。

お雑煮は、平安時代から始まった食べ物ともいわれています。古くから餅は特別な食べ物で、ハレの日に食べられているものです。お正月の間にお供えした餅には年神様が宿り、とても縁起のいいものとされています。お供えをした餅や野菜といった食材と、新しい年の1番初めに汲んできた若水を1年の最初の火で煮込み、1月1日(元旦)に食べられていました。

Kaguyahime
日々深鉢ペア

さいごに

この記事を通して、すこしでもお正月の過ごし方について知っていただけましたか?

なんとなく、時間が過ぎてしまうことが多いお正月。いつもはできていなかったことに、挑戦してみるのもいいかもしれませんね。

 

 

 


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手のひらにおさまる、小さなサイズが特徴的な豆皿。

用途としては小皿と似ていますが、どのような違いがあるのかをご存知でしょうか。

豆皿は小さいですが、特徴を知ることで使える幅も広がるはずです。

今回は、豆皿の特徴と使い方についてご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

【関連記事】《うつわ特集②》白磁に施された、華やかさ。 有田焼の奥深き世界

豆皿と小皿の特徴について

豆皿と小皿は、使い方の用途が豆皿とよく似ています。

豆皿と小皿には、それぞれどのような特徴があるのでしょうか。

豆皿とは

手のひらにちょこんと乗るほど、小さいサイズなのが豆皿です。約9cmほどで、10cm以内におさまる大きさとされています。丸といった決められた形だけではなく、さまざまなフォルムのうつわが存在します。使いやすさや、デザイン性を重視などそれぞれです。

Kaguyahime
オメデタ三昧 -豆皿-

小皿との違いとは

豆皿と使い方は似ていますが、1番の違いは大きさにあります。小皿の大きさは、12cmから15cm以内に収まるサイズです。小皿のほうが大きいため、盛りつけられる量も増えてきます。豆皿と同様に、使いやすさやデザイン性を重視した、さまざまな形が存在します。

はんなり
彩り 花小皿 -5色揃-

お皿の大きさ表記について

お皿の大きさの表し方は、一般的にで表記され、1寸は約3cmです。なんとなく覚えておくと、買い物の際にもイメージしやすくなります。

・豆皿 

3寸以内(約9cm)

・小皿 

4~5寸(約12cm~約15cm)

・中皿 

5~8寸(約15cm~24cm)

・大皿 

8寸以上(約24cm以上)

 

豆皿の歴史

現在では醤油差しや薬味入れとして使われることが多い豆皿ですが、かつては用途で使われてきました。

そもそも、豆皿が登場したのは、江戸時代といわれています。

「手塩皿」と呼ばれる、口にする食事の不浄をはらい、お清めの塩を盛るためのうつわとして使われていました。

しかし、現代に近づくにつれ食卓の文化も変化していき、お清めの塩を盛る慣習がなくなってきました。そこから、醤油差しや薬味入れなどとして使われるようになりました。名前も手塩から、豆皿へと呼ばれるようになりました。

 

豆皿の使い方

さまざまな使い方が可能で、何かと便利な豆皿。どのような使い方ができるのか、順番にご紹介していきます。

取り皿

漬物や梅干しなど、ちょっとした量のものを盛りつけるのにぴったりです。少量だけ取り分けたいときなど、取り皿としても大活躍します。豆皿は小さいサイズのため、たくさんの料理の中に置いていても邪魔になりません。食卓が少しさみしいときや、華やかさを演出したいとき、ワンポイントとしても置くこともできます。

銀雅堂(ぎんがどう)

福楽 まめざら3種セット

薬味皿

少量のねぎやわさびなどを盛りつける、薬味皿として使われています。ただ食卓に薬味を出すのがさみしいときは、豆皿にのせることで一気に見栄えがよくなります。

TSUNE
豆皿 -氷香-

醤油皿

薬味皿としても使われることが多い豆皿ですが、刺身などの醤油皿としても大活躍します。お気に入りの醤油皿と一緒に食べることで、ご飯の時間がもっと楽しくなるはずです。

アデリア
ザ プレミアム ニッポン テイスト 醤油差し -桜-

ケーキ皿

一口サイズのケーキや、ナッツといったお菓子皿としてもぴったりです。そのまま食べるよりもうつわに盛りつけることで、より美味しそうに引き立たせてくれます。そして、おもてなし皿として使うことができます。

Kaguyahime
豆花火 -豆皿-

箸置き

豆皿は、取り皿としてだけでなく、箸置きとしても活用できます。小ぶりなサイズなので、箸置きとして食卓に置いても邪魔になりません。使った箸で机を汚したくないときに、サッと豆皿を箸置き代わりとし大変身します。

Kaguyahime
go-ld 小紋 -豆皿-

使うことで分かる、うつわの魅力

豆皿の特徴と魅力について、すこしでも知っていただけたら幸いです。好きな豆皿を集めて、並べて置くのも楽しいかもしれません。うつわの使い方はひとつではないため、さまざまな使い方をして豆皿の魅力に触れてみてくださいね。

アデリア(石塚硝子)
めでたmono 福寿 豆皿 -鶴亀セット-

 

 


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今年1年を締めくくり、また新な1年が始まろうとしています。

家族と過ごしたり、どこかに出かけたりと人によって過ごし方もさまざまだと思います。

1年の疲れを取るため、家でまったりと過ごす方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、お家でお正月をより楽しむための壱ポイントおすすめのアイテムをお届けします。素敵な時間を過ごせるように、ジャンルごとにご紹介します。

 

おせちにぴったりなうつわ

おせち料理は、重箱に入った状態で食卓へ出され、重箱から取り皿に分けて食べるのが一般的です。おせち料理ばかりに目がいってしまいますが、せっかくなら取り皿にもこだわりたい。料理を味わいながら、雰囲気も楽しめるうつわをセレクトしました。

銀雅堂(ぎんがどう) 福楽 宝袋(たからぶくろ)おもてなしセット -1客セット-

縁起が良い日本古来モチーフの箸置き・豆皿・箸を1客セットにした、 宝袋(たからぶくろ)のおもてなしセット。錫でできた宝袋の膨らみが愛しい豆皿は、盛り付けたおせち料理を引き立たせてくれます。その財運を願う「宝袋」は「福労」と言い、「積み重ねた苦労も福と成す」の意もあります。箸と箸置き、豆皿のセットは、お正月を過ごすのにぴったりなうつわです。

TSUNE 楕円皿 -氷香-

爽やかなブルーのグラデーションと、グレーのコントラストが目を引く楕円皿。「氷香(ひょうか)」とは、《氷が凍りだす瞬間》《氷が溶け始めた瞬間》のようすをイメージした色のことです。食材が映えるように、色味は控えめに仕上げられました。取り皿としてちょうど良い大きさで、おせち料理のお供におすすめです。

ni mono sense plate set 円舞 -蛍-

おもてなしを象徴する道具として、末広がりの形から縁起物として扇子型の小皿とフードピックのセット。縁起がよく珍しい形をしたうつわは、おめでたいお正月の席にぴったりです。

Kaguyahime go-ld 小紋 -豆皿-

瑠璃色に華やかなゴールドが映える、5つの豆皿です。瑠璃色がほんのりと薄くなったふちの色使いが上品さを感じさせます。各々におめでたい意味を込めた小紋柄が映える小さな豆皿は、箸置きや薬味入れなどに便利です。さまざまな用途で使うことができるため、お正月の席におすすめです。

 

おもちやお雑煮にぴったりなうつわ

おせち料理と同じくらいかかせない、おもちやお雑煮。食べるときの椀は、どうしても渋いものが多くなってしまうことがあります。ハッピーな1年を迎えられるよう、明るいカラーや縁起のいいデザインのうつわをセレクトしました。

田清窯 梅むすび小皿 -赤線-

水引の梅結びをモチーフにつくられた、丸く可愛らしい有田焼(伊万里焼)の小皿。邪魔をしない控えめなデザインは、さまざまなお料理に合わせてお使いいただけます。平なうつわのため、汁のないものや、醤油や砂糖を使ったおもちを食べるときにおすすめです。

はんなり 柿釉 御本手 -ペア鉢-

京都の嘉峰窯(かほうがま)、柿釉シリーズの御本手・ペア鉢。嘉峰窯にしか出せない、鮮やかな赤と白の釉薬のコントラストが印象的。とても軽く、手馴染みの良いので使い心地が良いのも清水焼の魅力のひとつです。縁起がいいとされてきた紅白のペア鉢は、お雑煮など汁ものを食べるときにおすすめです。

TSUNE たわみボウル

水に濡れたようなつややかさが印象的なうつわとなっている、TSUNEのたわみボウル。手間暇かけて生み出された色彩は、豊かな色でありながらも主張しすぎるということはありません。おもちやお雑煮を盛りつけて食べるのに最適です。

Kaguyahime R*mini DON(箸付) -全3色-

RAINBOWの“R”に思いを込めたシリーズの、ミニどんぶりと箸のセット。ミニどんぶりにピッタリの鉢は、とても軽く持ちやすいのが特徴です。鮮やかな色づかいは、見ているだけで心が晴れてきそう。深さがあるミニどんぶりは、煮物やお雑煮を食べるのに便利なサイズ感となっています

 

テーブルコーディネートにおすすめアイテム

お正月を有意義に過ごすため、テーブルコーディネートにかかせないアイテムをセレクトしました。

kouzo(こうぞ) お膳敷紙 2枚入り -ゴールド-

上質で温かみのある美濃和紙を使用したランチョンマットです。普通のランチョンマットとは違い、美濃和紙でできいます。楮の華が均一にちりばめられており、上品かつ美しさが表現されているのが特徴的です。

十二支 テーブルマット 5枚入り -パールホワイト-

シンプルで落ち着いた色合いをした、十二支の絵柄をあしらったテーブルマット。十二支の絵柄は、お正月の席にかかせないアイテムです。デザインとカラーが派手でないため、料理の邪魔もしません。

能作 箸置き -結び-

水引の結びをモチーフにした、錫製の箸置。それぞれに、おめでたい文様をかたどったデザインになっています。抗菌性に優れている錫は、食器として安心してお使いいただけます。錫100%で柔らかいので、形を変えてご使用できます。

アデリア ザ プレミアム ニッポン テイスト 醤油差し -桜-

桜の金彩模様がちりばめられた、高級感あふれるガラスの醤油差し。輝く桜の金彩模様は、テーブルコーディネートのワンポイントとして置くのにもぴったり。見ているだけで楽しい気持ちになるデザインは、明るい食卓を演出してくれます。お正月はお刺身を食べる機会も増えるため、食卓に置いておきたい壱品です。

 

新年にぴったりな酒器

お正月には、「おとそ」と呼ばれる祝い酒(薬草酒)が飲まれます。また、自宅にいる時間も長くなるため、お酒を飲む機会が増える方も多いかと思います。そこで、お酒を美味しく飲めるよう、縁起のいい新年にぴったりな酒器をセレクトしました。

箔一 貫入 ‐酒器セット-

金沢箔と呼ばれる金箔をあしらった酒器セット。手捻り風の温かいフォルムのガラスなので、世代を問わずご愛用いただいているシリーズです。金箔の割れた文様(貫入)が光を落とし優雅なひとときを与えてくれます。加賀百万石の時代から、長い時を超えて受け継がれてきた職人技。箔の1枚一枚に心を込めて、世界に誇る伝統美をお届けします。

能作 ぐい呑み -干支-

錫100%のやわらかい輝きと内側に貼られた金箔がまぶしい、シンプルかつゴージャスなぐい呑です。裏を返してみると、底にはリアルな表情の干支の動物の顔がかたどられています。金箔は、金沢の箔職人の手によるもので、高岡市の鋳造技術とコラボしました。お酒を汲んだときの、黄金色の光が揺らぐようすはとてもきれいです。こだわりの細工にふれたり、表情をながめたりしながら、愉快にお酒を楽しめます。

銀雅堂(ぎんがどう) さかさ富士酒器 -猪口

錫で作られた、富士山デザインの猪口。日本屈指の観光スポットとしても高い人気を誇る、富士山をかたどった縁起のいい酒器。錫でできているため、お酒の口当たりもまろやかなのが特徴です。日本酒を注ぐと水面には富士山が映し出され、お酒と一緒に絶景を楽しむことができます。

アデリア めでたmono 独楽(こま) 盃 -全3種類-

日本各地に受け継がれている伝統独楽の色彩や絵柄を施した、独楽(こま)がモチーフの盃。底面にはふくらみがあり、独楽のようにゆらりゆらりと回るのが特徴です。独楽には「物事がうまく回る」などといった意味がこめられ、縁起物として知られています。

 

お正月に使いたい祝い箸

お正月に料理を食べるうえで、欠かすことのできない祝い箸。使い捨てのものを使う方も多いため、適当に選びがちになってしまうなんてこともあります。口にいれるものだからこそ、いいものを使ってほしい。そこで、素材にもこだわりお祝いの席にぴったりな祝い箸をセレクトしました。

十二支 お祝い箸 其の参 -5膳入り-

愛らしい十二支の絵柄あしらった、祝い箸のセット。日本にとって十二支は意味があるため、お正月の席で使うのにぴったりです。同柄のお膳敷紙とセットでお使いいただくことで、統一感のあるテーブルコーディネートを演出することができます。

kouzo 祝い箸 -華紅-

椿の華をイメージした、祝い箸のセット。風合い豊かな美濃和紙と、縁起の良い亀甲(六角形)の形をした香り豊かな吉野ヒノキを使っています。少し長めのサイズで、取り箸としてもお使いいただけます。

kotohogi 祝い箸 -5膳入り-

キラキラと輝くシルクインキの美しさと、水引が特徴的な祝い箸のセット。シンプルで上質なデザインは、テーブルコーディネートの邪魔しません。縁起のいい水引がついた祝い箸は、お正月以外のお祝いの席でも大活躍してくれます。

十二支 祝い箸 -パールホワイト-

十二支の絵柄をあしらった、祝い箸のセット。シンプルで控えめな色合いは、落ち着いた食卓を演出します。お箸袋には上質で温かみのある美濃和紙を使用し、お箸にはひのきを使用しています。

 

いかがでしたか?

いつものお正月にすこしプラスするだけで、また違った楽しみ方ができるかもしれません。気持ちのいい新年を迎えられるよう、早めのうちにアイテムをそろえておくのもおすすめです。

今年も、1年に一度のわくわくなクリスマスがやってきます。

皆さんは、誰にどんなクリスマスプレゼントを贈るか決まりましたか。

一人ひとりにあわせて、まごころこめたギフトを贈りたい。

喜んでもらえるものを贈りたいけど、いざ選ぶとなると悩んでしまうことが多いですよね。素敵なギフトを届けられるよう、2022年も壱ポイントおすすめのアイテムを詰め込んだギフトガイドをお届け。皆さんのギフト選びを、心を込めてお手伝いします。

女性がもらって嬉しい贈りもの

デザイン性を意識するだけではなく、実用的で心躍るギフトを贈りたいですよね。永く使ってもらえうような、品質がよく実用的なアイテムをセレクトしました。

日照堂 金箔 紙の耳飾り -三角(mitsukado)-

カラフルで三角の形をした、存在感のある耳飾り。まるで木材のように見えますが、じつは紙から作られています。さまざまなカラーときらきらと輝く金箔の組み合わせは、身に着けるだけでハッピーな気持ちにしてくれます。

J LIFE gifts アロマウッド ‐花柄

木の素材を活かした、ベイヒバを使用した天然のアロマウッド。火や電気を使わないので、お子さまがいても、場所を選ばずに安心してご使用いただけます。アロマオイルと陶器スタンドのセットとなっているので、届いたその日から「香りのある暮らし」をお楽しみいただけます。

壱ポイントオリジナル ガマグチコスメポーチ -CHIDORI-

壱ポイントならではのこだわりが詰まった、オリジナルデザインのマルチポーチ。重厚感のある赤と黒の2色のフクレジャガード生地で、立体感のある千鳥柄をあしらいました。ビューラーやミラーまで入っちゃう収納力の高さも必見です。

KOSHO トートバッグ M -墨色-

シンプルな墨色に鮮やかな色を合わせた、扇をイメージしたデザインのトートバッグ。シンプルながらもモード雰囲気があり、扇部分を開いた際に鮮やかな色たちがあらわれます。ぜんぶで6色をご用意しています。マチもしっかりとあるため、入れる荷物の量によってさまざまな表情を魅せてくれるのが嬉しいポイント。

 

男性がもらって嬉しい贈りもの

何を選んだらいいのか、迷ってしまいがちな男性への贈りもの。実用的で素材にもこだわった、デイリー使いできるアイテムはいかがですか?

MOKU TUBE(モクチューブ) 枕カバー -さらっとタイプ-

MOKUTUBE(モクチューブ)さらっとタイプの伸びるまくらカバー。チューブ状になっていて、お使いのまくらやクッションにかぶせるだけの簡単アイテム。伸縮性があるので、さまざまなサイズのまくらやクッションにぴったりフィットします。ネックウォーマー、ヘアキャップ、腹巻としてもお使いいただけるのも最大の魅力です。

日入ル(hiilu) CBDトータルスキンオイル -檜-

植物性スクワランをベースに、CBD500mgと日本原産ヒノキ精油を配合した全身どこにでも使えるスキンオイル。どこか懐かしく落ち着くヒノキの香りは、京都産和精油を使用しています。非常に香り高く、職人の想いが詰まった自然そのものの香りを楽しむことができます。

キッソオ italate カフス -ブラックブラウン系-

派手すぎない落ち着いた色合いが魅力的な、ブラックブラウン柄のカフス。メガネフレームらしいつるりと透き通った色合いに、スクエアの形をした差し色がモダンな印象です。真っ白いシンプルなシャツも、カフスを通すだけでぐっとお洒落に。

銀雅堂(ぎんがどう) naft demi+(デミタス)キャンドルホルダー

デミタスカップをイメージしてつくられた、demi+(デミタス)キャンドルホルダー。アイデア次第でいろいろアレンジもできる、砂型鋳造製のホルダーです。カフェをお洒落に演出するアイテムとして、ご自宅のコーヒータイムを楽しむアイテムとして利用することができます。

 

ベビー&キッズがもらって嬉しい贈りもの

こだわった素材で、安心して喜んでもらいたい。

素材にこだわるだけではなく、可愛いデザインでぬくもり感じるアイテムたちをセレクトしました。

ORUNET(オルネット) HUGニギニギ

おなかを押すと音が鳴る、まんまるおめめで笑顔のHUGニギニギ。ピンクの裏生地は赤のギンガムチェック、ブルーの裏生地は水玉になります。オルネットはコットンにこだわり、コットンでしか表現できない天然素材ならではのやさしさ、あたたかさ、そして上質な使い心地です。

ORUNET(オルネット) PIG FACEスタイ

お鼻にはボタンがついた、陽気で愛らしいブタさんモチーフのスタイ。表はオーガニックパイル、裏にはオーガニックシーチングを使用しています。 ナチュラルな素材をつかい、可愛らしいスタイが出来上がりました。オーガニックの生地をベースに、 ステッチで陽気な表情を持たせた目をひきます。

ORUNET(オルネット) 動物プチタオルセット(4枚セット)

いつもちかくにいるイヌやネコから、動物園でみる動物をモチーフにしたプチタオル。アップリケ刺繍を施したミニタオルは、首元のリボンをほどくとハンカチに大変身。お子様のおもちゃとして、またはスタイクリップをつけてスタイとしてお使いいただけます。

 

いつも頑張る自分への贈りもの

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Supmile(サプミーレ) ボタニカルケアオイルBC 30ml

植物由来のビタミンC誘導体を配合した、ナチュラルなボタニカルオイル。べたつかず、軽くサラッと肌の角質層まで浸透してくれます。バリア機能を整え、乾燥によるダメージからお肌を守ってくれます。朝の忙しい時間にそっとひと息や、夜のゆったりしたい穏やかなタイミングなど。時間を選ばないくつろぎを与えてくれる、自然の香り(ラベンダー・ノバラ・ベルガモット・ローズマリー)となっています。

NIJISONG Metallic Awaji “WISH”

永遠の幸せを願う意味が込められた結び方“結びきり”をピンクとシルバーで彩ったネックレス。水引の結び方のひとつであるあわじ結びをベースにして、ひとつひとつ手作りされました。つけ心地の軽さが特徴で、光沢のある紐と存在感のある大きさで首元を華やかに彩ります。

TOSACOのみくらべ6本セット

OSACOのスタンダード4種類に加えて、現在リリース中の期間限定醸造のビールである 『赤しそサワーエール』、『日高村フルーツトマトエール』をもりこんだのみくらべセットです。とりあえず全部!と言ってみたい願望が このセットで叶います。それぞれ個性のあるTOSACOたちを 存分に楽しめるセットとしてご用意しました。

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NEKADO(ネカド) ネクタイ -水郡 紺-

西陣織のなかでも織りの手法を贅沢に使い、繊細な立体模様をつくりだしてできたNEKADO(ネカド)のネクタイ。水群デザインは、大胆な構図とシンプルな色合いが特徴。力強い水群の柄は、持ち主の魅力をさらに引き立ててくれることでしょう。身につけるシーンを選ばない、1本持っていると安心できる逸品です。

 

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仲のいい友人や職場の同僚へ、普段伝えられない感謝の気持ちをさり気なく伝えてみませんか。日々の生活で活用できる、プチギフトをセレクトしました。

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mou mou(ムームー)リードディフューザー -WOOL-

ボトルに起毛ラベルでWOOL感を演出した、リードディフューザーです。ウッディベースノートとムスク、フレッシュピーチ、グリーンアップルのウールウォームでクリーンな香り。ガラスに施したフロスト加工と天然柳の枝のナチュラルな曲線で、ファブリックのやわらかなタッチを表現しました。

アデリアレトロ 脚付グラス -全5種類-

レトロポップで懐かしいデザインの脚付グラス。昭和当時日本の食卓を飾ったアデリアのプリントグラスを、当時のかわいさをそのままに現代へとリメイクしました。思わず飾りたくなる化粧箱付きで、デザインからは昭和を感じることができます。使っていてもかわいく、遊び心も感じることができるおしゃれなグラスに仕上がっています。

Re Loop(リループ) スラブミックス リブクルーソックス

とても稀少なローゲージのダブルシリンダー機で、いろいろなコットン糸をミックスしながらどっしりと編みあげた雰囲気のあるソックスです。コットン糸には、コーマ糸・スラブ糸・リサイクル糸の3種類がミックスされています。丈夫な糸で耐久性にも優れており、1年中通してご使用いただけるソックスとなっております。お揃いでプレゼントするのもおすすめです。

 

まごころを伝える、オリジナルギフトラッピング

まごころを伝える、壱ポイントオリジナルのギフトラッピング。

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中身はもちろん、包みを手にとったときから喜んでもらいたい。シンプルで、ぬくもりあるギフトラッピングとなっています。

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ドライフラワーのミニブーケがついた、壱ポイントオリジナルのギフトラッピング。ギフトにひと工夫プラスすることで、もっと喜んでもらえるはずです。

※リボンやシールの色および使用するラッピング資材は、当店におまかせください。

 

いかがでしたか?

すこしでも、皆さんのプレゼント探しの参考になれば幸いです。

まごころこもったギフトと一緒に、素敵なクリスマスをお届け。贈った人にも、受けとった人にも幸せで楽しい時間になりますように。

壱ポイントでご好評いただいた、人気アイテムをこちらのページでご紹介。気になるアイテムがありましたら、ぜひ画像をクリック(もしくはタップ)してみてくださいね。

【2022年10月】人気アイテムベスト3をご紹介

☑︎アデリア(石塚硝子)てびねり ミニトレイ -3枚セット-

陶器のぬくもり溢れる質感をガラスで表現した、てびねりのミニトレイ。

小さめのガラストレイなので、食器棚で場所をとらずに重ねて収納することができます。

お刺身であれば2~3切れ盛り付け、ツマを飾るとちょうどいい大きさ。ご飯だけではなく小物を置いたりと、さまざまなシチュエーションにお使いいただけます。

☑︎TSUNE たわみボウル

水に濡れたようなつややかさが印象的な器となっている、TSUNEのたわみボウル。

手間暇かけて生み出された色彩は、豊かな色でありながらも、主張しすぎるということはありません。

やさしい色合いの器たちを見ているとどんなお料理を盛り付けようか、想像するのも楽しくなります。

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桃(もも)の節句や端午(たんご)の節句などと並ぶ五節句のひとつ、「重陽(ちょうよう)の節句」。菊に長寿を祈ることから「菊の節句」とも呼ばれますが、あまり聞き慣れないという方が多いかもしれません。

 

かつては数ある節句のなかで、もっとも重要なものだったにもかかわらず、現在ではほかの節句に比べてあまり目立たないものとなっています。そこで今回の記事では、9月9日の重陽(ちょうよう)の節句の由来や起源、楽しみかたについてご紹介します。

 

重陽の節句とは、どんな日? 由来は?

重陽の節句とは、毎年9月9日に行われる年行事のひとつ。江戸時代に制定された「五節句」の一つとなっています。そんな重陽の節句は、どのような起源・由来があるのでしょうか。

 

重陽の節句の起源・由来は? 日本で定着しなかった理由

重陽(ちょうよう)の節句」は、もともと中国より伝えられたことが起源となっています。

 

中国には陰陽(おんみょう)思想と呼ばれるものがあり、この世に存在するすべてのものは「陰」と「陽」で成り立っているという考えがありました。その陰陽(おんみょう)思想において奇数の数字は、「」を表すことから縁起がいい数字だとされてきました。そして節句とは、「季節の節目に行なわれる伝統行事」のことを指します。

 

中国では漢時代(前206~8年)より、重陽の節句を正式な行事として定め、陽数の9が重なる日は非常に縁起の良い日だとされていました。当時は盛大な行事が執り行われ、2~3日続いたといわれています。そして中国では、菊を薬用して多く栽培されていました。このこともあり、重陽の節句になると、菊の香りを移した菊酒を飲み、健康や長寿を祝っていたとされています。なお、この行事は現代にも根付いており、2013年には旧暦9月9日を「高齢者の日」(中国語では 老年节)と制定されました。

 

日本に重陽の節句が伝わった歴史

平安時代

重陽の節句が日本へ伝わったのは、平安時代初期。当時は宮中行事のひとつとして、「重陽の節会(ちょうようのせちえ)」として執り行われていました。また、この行事の際に菊の鑑賞も行われていたため、「菊の節句」「菊の宴」とも呼ばれていたといいます。この行事では天皇含め貴族たちが紫宸殿に集まり、詩を詠んで楽しみ、菊花酒を飲んで長寿を願いました。

 

そのほか、女官たちが菊の花に綿をかぶせ、菊の香りと夜露をしみこませた菊の被綿(きせわた)を作り、その綿で身体を撫で、長寿や若返りを祈ったとされています。なお、『枕草子』や『紫式部日記』にもその様子が記されています。また、一部の農民の間では収穫祭として祝われ、「栗の節句」「刈り上げ節供」と呼ばれていたとされています。

 

江戸時代〜明治時代

重陽の節句は、江戸時代になると武家の祝日として定着していきました。当時は、五節句の締めくくりとして、五節句の中で最も盛り上がったとされています。その後、明治時代になるまでには一般市民の間でも祝日として定着したことで、さまざまな場所でお祝いをしていたそうです。

 

重陽の節句が日本で定着しなかった理由

現在では神社仏閣でお祝いをする程度になっていますが、を主役に不老不死や繁栄を願う行事として伝えつづけられています。そんな重陽の節句が日本であまり定着しなかった理由は、さまざまなものがあるとされていますが、そのひとつに「長寿を祝う」という目的が、「敬老の日」に取って代わられているという点が挙げられます。

 

その一方で、重陽の節句の祭りが現在でも根付いている地域もあります。九州地方では、「9日」を「くんち」と呼んでいる地域があり、「長崎くんち」「唐津くんち」といったお祭りは、旧暦の重陽の節句にあたる9月9日に行われたことが由来になったという説もあります。

 

重陽の節句の主役は「菊の花」

冒頭でもお伝えした通り、重陽の節句の主役となるのが菊の花。その理由は、中国で始まったこの行事が、「長寿を願う」という目的で始まったことにあります。

中国では菊が、長生きの効果がある花と考えられてきました。古代より菊葉「翁草(おきなくさ)」「千代見草(ちよみくさ)」「齢草(よわいくさ)」と呼ばれ、積極的に食されてきたのです。そのため、長寿を願う行事に最適な花となりました。

 

日本に重陽の節句が伝わった際も、菊の薬としての効能がともに伝えられました。当時の日本では菊は珍しい花とされ、食用としてだけではなく、鑑賞用としても楽しまれました。

 

といえば晩秋のころに咲く花という印象があるかもしれませんが、旧暦の9月9日は新暦の10月中ごろにあたるため、まさにの花が美しく咲く季節。新暦になりの見ごろと合わなくなったことから、季節が合わないと感じるかもしれませんが、当時の9月9日は現在の10月中~末ごろです。

 

重陽(ちょうよう)の節句にいただきたい行事食

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重陽の節句は秋の収穫を祝う意味合いも持つことから、お祝いの席には秋の味覚が数多く登場します。ここでは、祝い膳に登場する料理の一例をご紹介します。

 

食用菊

重陽の節句の主役である菊の花を食用菊をおひたしやお吸いものとして食されてきました。

 

栗ごはん

江戸時代から秋の味覚として親しまれてきた栗をつかった栗ごはんを食べる風習があり、重陽の節句は別名「栗の節句」とも呼ばれていました。

 

秋茄子

旧暦では、秋が茄子(なす)のもっとも美味しい季節。重陽の節句では、煮びたしや焼きナスとして、祝いの席に登場しました。そのほかにも、祝い膳とともに邪気を祓う不老長寿の妙薬として、菊の花びらを浮かべた「菊酒」をいただくという風習もありました。

秋の訪れを祝う「重陽の節句」

これまで「重陽の節句」を知らなかったという方や秋の特に意識していなかったという方も、今年の9月9日は古来より大切にされてきた行事に、ちょっぴり意識を向けてみるのはいかがでしょうか。

 


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夏になると、「土用の丑の日」という言葉を耳にすることが増える方も多いのではないでしょうか。どこのお店でも、うな重など「うなぎ」に関連した商品が出てきます。

皆さんも土用の丑の日は、うなぎを食べる日と認識している方が多いかもしれません。

そんな土用の丑の日ですが、うなぎを食べるためだけの日ではなく、ほかに食べられるものや風習が存在します。

今回の記事をきっかけに、いつもとは違う土用の丑の日を過ごしてみませんか。

土用の丑の日とは、いつ? どのような日?

土用の丑の日はうなぎを食べる日と認識している方が多いですが、実際はどんな日なのかご存知でしょうか。

ここからは、土用の丑の日がどんな日なのか詳しく見ていきましょう。

 

土用の日とは

土用の丑の日の「土用」は、雑節のひとつです。

季節の変わり目である、立春・立夏・立秋・立冬前の約18日間のことを指します。そのため、土用は1年の間に4回あります。

中国伝来の五行説によると、木火土金水を季節に当てはめて考えたといわれています。

木=春、火=夏、金=秋、水=冬と考えられ、残りの土は立春・立夏・立秋・立冬前の約18日間と考えられるようになりました。

丑の日とは

土用の丑の日の「丑の日」は、十二支の丑のことを指します。立春・立夏・立秋・立冬前の約18日間土用がありますが、夏の土用のみ「土用の丑の日」と呼ばれています。

その年によっては、土用の丑の日が2回あるときもあります。

土用の丑の日はいつ?

毎年夏の土用の日が土用の丑の日とされていますが、年によって日付は異なります。

詳しく知りたい方は、下記の日付を確認してみてくださいね。

 

・2023年7月30日(日)

・2024年7月24日(水)、8月5日(月)

・2025年7月19日(土)、7月31日(木)

 

年によって2回土用の丑の日がありますが、1回目を「一の丑」2回目を「二の丑」と呼びます。

 

うなぎを食べるようになった由来

夏の土用の日にうなぎを食べるようになりましたが、もともとうなぎの旬の時期は秋から冬です。

なぜ、夏にうなぎが食べられるようになったのか見ていきましょう。

平賀源内が広めていった?

土用の日にうなぎを食べるようになったのは、江戸時代からです。

諸説はありますが、学者である平賀源内が土用の日にうなぎを食べる風習を広めたといわれています。

 

旬ではない夏の時期に悩んでいたうなぎ屋に対し、平賀源内が「本日、土用の丑の日」と書かれた張り紙をしたのです。張り紙をしたことでお客さんが多く来店し、お店は大繁盛しました。また、「う」からはじまる食べものを縁起がいいと広めたことで、多くの人に食べられるようになりました。そして、現代でも土用の丑の日にうなぎを食べられるようになったといわれています。

 

土用の丑の日に食べるもの(行事食)ってなに?

土用の丑の日に食べるものと言えば、「うなぎ」を真っ先に思いうかべる方も多いと思います。しかし、うなぎ以外にも無病息災を願い、土用の丑の日に食べられるものをご存知でしょうか。

うなぎ以外に食べられるものについて、順番にご紹介していきます。

「う」のつく食べもの

土用の丑の日に頭文字に「う」がつくものを食べると、縁起がいいとされています。

うなぎ

土用の丑の日と言えば、うなぎですよね。

ビタミンのほかに、ミネラルと亜鉛、カルシウムが豊富に含まれるなど、栄養価が高く、夏バテしやすい時期にぴったり。清がつく食べ物として、知られています。

 

梅干し

梅干しは、疲れやすい夏の時期にぴったりな食べものです。クエン酸が多く含まれているため、夏バテや食欲不振になりにくいといわれています。

 

西瓜(すいか)や胡瓜(きゅうり)といった食べものは、水分を多く含んでいるため、体の熱をとるのに最適です。栄養価が高いだけではなく、少し体を冷やしたい時などに食べられます。

 

うどん

暑く食欲不振の時にも消化がよく、食べやすいのがうどん。冷たいうどんをつるっと食べられるので、暑い時期におすすめです。

 

土用の食べもの

うのつく食べもののほかに、土用の日にいただく代表的な食べものがあります。

土用の日に食べるものについて、順番にご紹介していきます。

土用餅

用餅とは、土用に食べるあんころ餅のことです。土用餅を食べるのは江戸時代から続いており、今も土用の入りの日に食べられています。

赤い小豆には邪気を払うなどの意味が込められているため、無病息災を願って食べられます。

 

土用しじみ

しじみは栄養価も高く、肝臓の働きをよくしてくれる食べものといわれています。7月から9月が土用しじみの旬のため、美味しくいただくことができます。

 

土用卵

土用卵とは名前の通り、土用に産み落とされた卵のことです。日頃からよく食べられている卵ですが、タンパク質が豊富に含まれており、精がつく食べものとして知られています。

 

土用の丑の日はどう過ごす?

土用の丑の日は、食べることのほかに、風習があるのをご存知でしょうか。ほとんどが、気軽に試すことができる風習となっています。どんな風習があるのか、順番に見ていきましょう。

土用の虫干し

「土用の虫干し」とは、梅雨の時期に湿ってカビ臭くなった衣類を表に出し、風通しのよい所で干すことです。衣類だけではなく、本といった書籍なども虫干しします。

丑湯(うしゆ)に入る

土用の丑の日には、「丑湯(うしゆ)」に入るという風習があります。夏バテや疲労回復のために、薬草を入れた湯船につかることです。健康面だけではなく、自分の好きな香りで癒しの時間を過ごすことができます。

 

疲れた身体を癒してあげましょう

TSUNE
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じつは、うなぎを食べるだけの日でない土用の丑の日。うなぎを食べられるようになったのにも理由があり、栄養価が高く夏の時期にぴったりな食べものです。夏バテや暑さにも負けないよう、精がつくものを食べて乗り切りましょう。

 

 


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