» pointichi

「壱ポイント」は、伝統工芸品や和雑貨を扱うオンラインショップです。職人や作家の想いを伝え、皆様の生活に豊かさを提供していきます。誕生日・記念日・引き出物・内祝い・入学式・入社式など、特別な機会の贈り物にぜひご活用ください。

いまの暮らしになじむ、新しい漆の箸

十八膳(じゅうはちぜん)は、漆芸の里として知られる石川県・輪島で70年以上続く塗箸工房職人の「もっと気軽に、漆の箸を使ってほしい。」との想いから、今の暮らしになじむ新しい漆の箸が生まれました。

 

石川県の県木である「能登ヒバ」と、唯一の天然塗料「」をもとに、代々続く塗箸工房の「十八番」(おはこ)の技を活かして、一膳一膳を丹念に仕上げています。

 

自然素材だけでつくられており、箸を手にしただけで伝わる能登ヒバのぬくもり、漆の心地よさを感じとることができます。

 

多様なライフスタイルに馴染む、伝統にとらわれないデザインは、食事に合わせてお箸を選びたくなるような、多彩なラインナップを取り揃えています。

 

使う人の気持ちを大切に

人々が生きていくうえで、なにより大切な食事。そのなかで、特にわたしたち日本人にとって欠かすことのできないのが箸です。

心のこもった料理が格別なおいしさであるように、箸もまた心を込めてつくることがとても大切だと十八膳では考えています。

 

そのため、十八膳では塗りから絵つけ、検品まですべての工程を、熟練の職人が1つひとつ心をこめて丹念に仕上げ、作業しております。

 

また、箸はとても軽やかな使い心地で、食材の触感が手から伝わり食事をさらにお楽しみいただけます。そして、漆塗りとの相性もよく、美しい木目と自然素材ならではの優しい使い心地を味わえます。

 

十八膳では、安心して使ってもらえるよう、職人の強い想いが込められています。

 

妥協しない「6つのこだわり」

十八膳は多くの人に安心して使っていただけるように、「漆の塗り」「箸の木地」「安心安全」「手づくり」「心地よさ」「デザイン」、これら6つのこだわりをもって作りあげています。

箸の基本となる木地は、世界農業遺産として認定された能登の里山里海で、すくすくと育った「能登ヒバ」を使用。そんな能登ヒバは、高い抗菌性耐久性をもっているため、毎日の食卓で使う箸に最適です。

十八膳の箸は木地のみならず、口に入れることに配慮して漆にもこだわりをもっています。

塗りに健康に影響を及ぼすおそれのある科学塗料は一切使わず、下塗りから上塗りまで唯一の天然塗料である漆で仕上げています。

 

十八膳のアイテムを多数ご用意しています!


オリジナルラベルのお酒や

誕生日、結婚記念日などの

ギフト向けのお酒をご用意!

姉妹サイト「ハレハレ酒」はこちら

古くから木造建築に用いられてきた「組子細工」。

 

緻密で繊細な模様は、釘を使わずに木を組み合わせることで生み出されます。

この記事では、組子細工の特徴から歴史、組子の文様に込められた意味について詳しく紹介します。

 

繊細な技術「組子細工」

組子細工(くみこざいく)とは、釘を使わずに木だけを組み合わせてつくる技術のことです。

材料となる木材を細かく割り、のこぎりや鉋(かんな)、のみを使い、サイズや穴などを調整していきます。

ごくわずかでもズレなどがおきると組み合わせられないことから0.1mmのズレも許されず、職人の繊細で細かい技術によって仕上げられています。

 

そんな組子細工の種類は、200種類以上あるといわれ、そのすべてが木だけでつくられています。

 

最古の木造建築を支える組子細工

組子細工の歴史は古く、およそ1400年前の飛鳥時代までさかのぼります。

現存する世界最古の木造建築されている法隆寺の金堂や五重塔の手すりには、「卍崩し組子(まんじくずしくみこ)」が施されています。卍崩し組子はその名のとおり、卍を崩したような文様です。

 

平安時代に入ると、貴族の寝殿造の屋敷に襖(ふすま)や障子(しょうじ)といった建具として取り入れられるようになりました。

 

室町時代に入ると、書院造(しょいんづくり)が広がります。建具装飾が発展するとともに、障子の桟(さん)や襖などには組子細工が取り入れられ、組子の技術・装飾が進歩していきました。

 

江戸時代に入ると木造建築の需要が高まり、組子細工の技術が大きく発展していきます。

木材のみを使用して作られる組子細工は、木造建築に最適だったようです。

また、このころには多くの職人たちがいくつもの種類の模様を作り出し、組子細工が活発化していったようです。そして現在では、200種類以上の組子の文様があるといわれています。

【関連記事】箱根寄木細工の特徴と模様の種類について

 

組子細工に見られる代表的な文様

冒頭でも少し説明したとおり、組子細工の文様は200種類以上あります。ここでは、そのなかでも代表的な文様をいくつかご紹介します。

 

麻の葉(アサノハ)

麻の葉には、子供の健やかな成長を願う意味が込められています。成長が早くまっすぐ伸びる植物ということから、子どもの健やかな成長を願う意味合いが込められています。

また、三角形は古くから魔除けの意味が込められており、その集合体である麻の葉は「強い魔除けの意味」も込められて親しまれてきました。

 

胡麻(ゴマ)

胡麻は、胡麻の実を断面したときをモチーフにした文様で、健康や長寿を願うといった意味が込められています。

 

桜(サクラ)

桜は、日本を象徴する花をモチーフにした文様です。

昔は、桜でその年の穀物の実りを祝っていたことから、五穀豊穣(ごこくほうじょう)などの意味が込められています。

 

千本格子(センボンコウシ)

千本格子とは、細く無数の格子のマス目が並べられた文様です。格子のマス目からは魔物を見張り、魔除けの効果があるといわれています。また、細かく無数のマス目には、子孫繫栄の意味も込められています。

 

組子細工の作り方・製作工程

組子細工が完成するまでには、職人によるいくつもの工程によってつくられています。

具体的には、以下の製作工程によって仕上げられています。

 

  1. 材料となる、木材を用意する(檜や杉など)。
  2. パーツとなる、木材の選別をする。サイズ調整などの、切断や切り込み作業を行う。
  3. 用意したパーツ(地組)を組み立てる。
  4. 組み立てたパーツの、最後の仕上げ。ツヤを出すために表面を磨く。
  5. 完成したパーツを枠に組み込み完成。

 

繊細な職人の手仕事

現在では200種類以上もの文様があるといわれている組子細工は、多くの職人によって受け継がれてきました。緻密な文様は、繊細な職人技で仕上げられています。

 

誕生当初は建具の一部に使われていましたが、近年では日常のアイテムまで幅広く使われています。ウォールデコやコースターなど、伝統工芸品を日常で感じることができます。

組子細工を気軽に体験できる場所もあるため、ぜひ魅力や素晴らしさを肌で感じてみましょう。

【関連記事】薩摩切子の違いと、江戸切子の歴史について


オリジナルラベルのお酒や

誕生日、結婚記念日などの

ギフト向けのお酒をご用意!

姉妹サイト「ハレハレ酒」はこちら

 

1月1日に発生した地震によって被害を受けられた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

今回発生した地震にともなう交通規制等の影響により、一部地域において配送の見合わせおよび遅延が生じております。

そのため、ご希望の日時にお届けができない場合や、お取り寄せに時間を要する可能性がござます。

なお、配送状況につきましては佐川急便の公式サイトをご確認ください(外部サイト)。

お客さまにはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。

被災された地域の皆さまのご無事とともに、一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

「初夢」といえば一富士二鷹三茄子が有名ですが、これには続きがあるのをご存知でしょうか。

一富士二鷹三茄子は多くの人に知られていますが、実はほかにも縁起がよいとされている夢がいくつかあります。そこで今回は、初夢の由来やと一富士二鷹三茄子の由来、縁起のよい夢の意味について詳しくご紹介します。

初夢とはどんな夢? 

初夢の定義はさまざまですが、元旦(1月1日)の夜から2日にかけて、最初に見る夢のこととされています。

初夢には、「一富士二鷹三茄子(いちふじにたかさんなすび)」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。これは、1番目に富士山、2番目に鷹、3番目に茄子の順番で夢を見ると縁起がよいといわれているものです。

初夢の始まりは諸説ありますが、初夢は中国からきた夢占いがから由来したものだといわれています。初夢で縁起のよい夢をみると、よい1年が過ごせるとされています。

一富士二鷹三茄子の由来

縁起のよい夢をみるといわれていますが、具体的にどのような夢のことをいうのでしょうか。

一富士(いちふじ)

一富士とは、富士山を表しています。富士(ふじ)は、「無事」や「不死」にかけられています。高い山を登り、登りきった先で景色をみる夢は、運気が向上するといわれています。

二鷹(にたか)

二鷹とは、鷹を表しています。鷹(たか)は、「高い」にかけられています。空を自由に飛ぶ鷹から、チャンスや目標をつかむのに近づくといわれています。

三茄子(さんなす)

三茄子とは、茄子を表しています。茄子(なす)は、「成す」にかけられています。これには、蓄財や子孫繁栄といった意味が込められています。

 

一富士二鷹三茄子の由来

諸説ありますが、富士・鷹・茄子はいずれも徳川家康が好んだものといわれています。どれも徳川家康が居城していた駿河の名物で縁深いことから、このような意味がつけられたといわれています。

ほかにも、縁起のよいものを順番に並べたという説や由来や、日本三大仇討ちからきているという説もあります。

 

一富士二鷹三茄子には続きがある?

じつは、一富士二鷹三茄子には続きがあるのをご存知でしょうか。四扇五煙草六座頭(しおうぎごたばころくざとう)と呼ばれ、全部で6番目まであります。

 

四扇(しおうぎ)

お祭りや祝いごとで使われていた小道具です。子孫繫栄などの意味があり、縁起がよいといわれています。

 

五煙草(ごたばこ)

扇同様に、お祭りに欠かせないアイテムです。煙が上に上がるため、運気が上がるといわれています。

六座頭(ろくざとう)

座頭とは、髪を剃った盲目の僧が琵琶を弾くことです。僧は坊主頭での毛がないことから、「けががない」とかけています。

 

ほかにもまだある、縁起のよい夢たち

初夢は、「一富士二鷹三茄子」と「四扇五煙草六座頭」を見ると縁起がよいとされていますが、ほかにもみるとよいといわれている夢があります。

 

朝日

朝日はその名のとおり、太陽が昇ることを意味し、運気が向上するとされています。

蛇(へび)の夢

夢にへびが出てくるのは、運気上昇に繋がるといわれています。そのなかでも白蛇や金蛇が夢に出てくるのは、金運上昇の前触れだとされています。特に白蛇は古くから神の使いといわれ、縁起のよい存在と考えられています。

鳥居をくぐる夢

鳥居をくぐる夢は、金運や仕事運、恋愛運などを向上させ、よい方向へと導いてくれるとされていますもっていってくれます。

七福神が乗った宝船

こちらは、米俵や小槌がのった宝船に乗った七福神が登場するのも縁起のよい夢だと考えられています。必ずしも全員である必要はなく、七福神のうち1人でも夢に出てくればよいそう。

さらに、寝る前に枕の下に七福神や宝船の絵を置くことで、縁起のよい夢を見られるようです。

 

縁起のよい夢を見るために

残念ながら夢を自分で選ぶことは、なかなか難しいかもしれませんが、せっかくならば縁起のよい夢を見て気持ちよく1年をスタートさせたいところです。

夜ふかしもほどほどに、この年末年始は日ごろの疲れを癒すためにリラックスして過ごしましょう。

【関連記事】鏡開きの日はいつ?込められた意味とやり方について

 


オリジナルラベルのお酒や

誕生日、結婚記念日などの

ギフト向けのお酒をご用意!

姉妹サイト「ハレハレ酒」はこちら

 

古くから日本では、冬至に柚子湯に入る慣習があります。

 

そんな冬至は柚子湯に入るほか、かぼちゃや小豆など縁起がよいといわれている食べものをいただきます。では、なぜ冬至に柚子湯に入り、かぼちゃなどを食べるのでしょうか。

 

この記事では、冬至の意味から日付、過ごし方について詳しく紹介します。

 

冬至について

1年で最も昼が短い日としても知られる冬至は二十四節季のひとつで二十四節気の22番目で、ちょうど冬の真ん中にあたります。この時期は、本格的な冬を感じはじめるころでもあります。

北半球で太陽位置が最も低くなるため、昼の時間が短くなり、夜の時間が長くなります。

 

二十四節気は固定でないため、冬至の日付も12月21日、22日前後で毎年変わります。

ちなみに、1年で最も昼が短くなるのが「冬至」に対して、最も長くなるのが「夏至」です。

 

また、冬至は一陽来復(いちようらいふく)とも呼ばれています。この言葉は、中国の古代書物である易経(えききょう)から伝わったといわれています。冬至は太陽の力が弱くなるとされており、徐々に太陽が復活し始めるといわれています。このようなことから、幸運が近づき縁起がよい日とされてきました。

▷2023年冬至の日付については、国立天文台(NAOJ)のWebサイトをご確認ください。

 

「ん」のつく冬の七種について

冬至の日には無病息災を祈り、「ん」のつく食材をいただきます。この時期に「ん」のつく食材を食べることで、運を向上させるといわれています。さらに、「ん」が2つ続く食材を食べると、運気が2倍になるともいわれています。この「ん」の続く食材のことを、冬の七種と呼びます。

 

冬の七種

  • 南瓜(ナンキン)
  • 蓮根(レンコン)
  • 人参(ニンジン)
  • 銀杏(ギンナン)
  • 金柑(キンカン)
  • 寒天(カンテン)
  • うどん(うんどん)

 

柚子湯(ゆずゆ)に入る

冬至の日には、柚子湯に入浴する慣習があります。古くから、柚子湯に入るのは縁起がよいといわれています。

諸説ありますが、『東都歳時記(とうとうさいじき)』によると、柚子湯は江戸時代から始まったといわれています。悪いものを祓い、運を呼び込むための禊として行われていたようです。柚子湯に入り邪気を祓い、一陽来復を呼び込む前の大切な儀式です。

 

また、柚子(ゆず)は「融通がきく」、冬至は「湯治」といった語呂合わせからきているともいわれています。これらのことから、縁起がよいとして現代でも多くの人が取り入れています。

 

冬至にいただきたい食べものとは

冬至には「ん」のつく食材のほかに、いただきたいものがあります。

 

小豆(あずき)

冬至の日には、小豆を使った小豆粥(冬至粥)を食べます。小豆の赤には、魔除けや邪気を祓う効果があるといわれ、縁起がよいといわれています。

 

こんにゃく

こんにゃくは七種に含まれていませんが、「ん」がつく縁起のよい食材です。砂おろしと呼ばれ、こんにゃくを食べて体に溜まった砂を取り出し、身体の調子をととのえてくれるとされています。地域によっては、砂払いと呼ぶこともあります。

お好きな調理方法で、こんにゃくを楽しんでくださいね。

 

邪気を祓い冬至を過ごす

冬至は、1年で最も昼が短い日です。

 

太陽の力が復活するのに合わせて、縁起のよい食べものをいただいたり、柚子湯に入ったりして過ごすのが最適です。

 

そして、冬至にいただく食べものは、どれも栄養価が高いものばかり。体調が崩れやすいこの時期には、行事食を食べて元気をつけて過ごしたいところです。

 


オリジナルラベルのお酒や

誕生日、結婚記念日などの

ギフト向けのお酒をご用意!

姉妹サイト「ハレハレ酒」はこちら

いつも壱ポイントをご利用いただき、まことにありがとうございます。

まことに勝手ながら、壱ポイントは下記期間を年末年始休業とさせていただきます。期間中の発送作業・お問い合わせにつきましては、以下のご案内をご確認いただきますようお願い申し上げます。

 

<年末年始休業期間>

2023年12月28日(水)~2024年1月4日(木)

年内のご注文最終受付日は12月26日(火)までとなります。

休業期間中にいただきましたご注文・お問合わせは、 2024年1月5日(金)以降に順次対応させていただきます。

※最終出荷日前のご注文でも、お品物の在庫状況等の理由により、ご用意が遅れ年明けの発送となる場合がございます。

 

お客様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

新年が明け松の内が過ぎると、各地域やご家庭で鏡開き(かがみびらき)が行われます。

 

その歴史は古く、江戸時代から始まったといわれています。

そんな鏡開きをするのには、どのような意味が込められた行事なのでしょうか。

 

今回は鏡開きの由来と意味について、おいしいおもちの食べ方とあわせて詳しくご紹介します。

 

鏡開きとはどのような行事?

鏡開きとは飾っている鏡餅を下げ、餅を調理して食べる日本の伝統文化です。

 

鏡開きの意味ついて

鏡餅とはただの飾りではなく、年神様が宿るための依代(よりしろ)です。

そもそもお正月とは、松の内であるお正月に神様がやって来て、幸せをもたらすといわれています。そのときに、飾っている鏡餅に年神様が依り代として宿ります。依り代としていた鏡餅は縁起がよいとされているため、無病息災を願い食べます。

 

さらに、松の内には年神様を家へ迎え入れるために、門松などを飾ります。これは、年神様が迷わないための目印として飾ります。

そのため、年神様が滞在する大切な期間は、お見送りするまで鏡餅を食べてはいけません。

 

鏡餅の由来について

諸説ありますが、鏡餅と呼ばれるようになったのは、「三種の神器」が関係しています。

 

三種の神器とは、「八咫鏡(やたのかがみ)」「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」と呼ばれる、鏡(かがみ)、剣(つるぎ)、勾玉(まがたま)のことです。

 

日本では古くから、鏡には神様が宿るといわれてきました。鏡餅が丸い形をしているのは、八咫鏡のように丸く平たい形を模しているようです。

このことから、鏡に由来して鏡餅と呼ばれるようになったといわれています。

 

鏡開きはいつ?

鏡開きは、一般的に松の内が明けた1月11日に行います。ちなみに松の内は、1月1日から1月7日です。

ただ、関西では1月15日を松の内としている地域もあるため、15日か20日に行うのが多いようです。ほかにも、京都では1月4日に行うなど、地域によって異なります。

 

鏡開きのやり方について

かつては木槌を使い、大きな樽の蓋を割って鏡開きを行うのが一般的でした。しかし、現在ではパックで売られている鏡餅が主流です。コンパクトサイズのため、どのご家庭でも置きやすくなっています。パックの中には平たく丸い形のお餅か、食べやすいように1つひとつ包装されています。

 

鏡開きをするときの注意点

鏡餅を食べるときは、包丁や刃物で切ったり、割ったりしないようにしましょう。刃物は切腹を連想するため、縁起が悪いといわれています。そのため、鏡開きをするときは、木槌(きづち)や手で開くようにします。この「開く」という言葉は、末広がりを意味しています。割るという言葉も縁起がよくないため、開けるが使われるようになりました。このときに開けた餅は、たとえ小さなかけらでも残さずにすべて食べきりましょう。

 

お餅の食べ方について

鏡餅は決められた食べ方はないため、お好きなようにアレンジして食べるのがおすすめです。

 

お汁粉

お汁粉の定番の具材といえばお餅です。小豆などの甘さと絡み合い、おやつして楽しむことができます。

 

お雑煮

お雑煮のなかにお餅を入れて、主食として召しあがることもできます。すこし小腹が空いたときにも最適です。

 

グラタン

食べやすいサイズに調整してから、グラタンの中に入れて食べるのもおすすめです。お餅が入ることでボリュームアップするため、今晩のメニューにぴったりです。

 

餅ピザ

お餅のうえに、お好きなピザの具材をのせて焼くだけの簡単料理です。しっかりとした食感と伸びるお餅は、ピザとの組み合わせもおすすめです。

 

年神様の依代

鏡餅はただの飾りではなく、神様を迎え入れ、依代となる大切なものです。

よい年になるように、年神様を迎え入れる準備をしましょう。

 

お餅を食べるときに切って食べていた方は、ぜひ手や木槌で開けて食べてみてくださいね。

 

飾って終わるのではなく、お好みのメニューにアレンジして最後までおいしくいただきましょう。

 

【関連記事】お正月の由来と過ごし方について


オリジナルラベルのお酒や

誕生日、結婚記念日などの

ギフト向けのお酒をご用意!

姉妹サイト「ハレハレ酒」はこちら

日本の大晦日の夜は、除夜の鐘(じょやのかね)が鳴り響きます。

除夜の鐘は1年を締めくくり、新たな年のはじまりをを教えてくれます。

 

わたしたち日本人にとってはごく自然に浸透している文化のひとつですが、その歴史は古く、始まりは室町時代といわれています。

 

この記事では、除夜の鐘の由来や鐘を108回つく意味、知っておきたいマナーについて詳しく紹介します。

 

除夜の鐘について

冒頭でも説明したとおり、日本人にとって年末の風物詩のひとつにもなっている除夜の鐘。そんな除夜の鐘の意味から由来についてご紹介していきます。

 

除夜の鐘の意味とつくのはいつ?

除夜の鐘とは日本仏教の行事のひとつで、大晦日の夜に寺で梵鐘(ぼんしょう)と呼ばれる釣鐘(つりがね)をつきます。

 

これは仏教の教えに基づいたもので、1年の終わりに鐘を鳴らすことで、悩みや苦しみといった煩悩を除くといわれています。

除夜の鐘のつく回数は108回で、これは人間がもつ煩悩の数だとされています。この鐘を鳴らすことで、新年の始まりから煩悩に惑わされないようにという願いが込められています。

 

除夜の鐘の由来について

除夜の鐘の始まりは古く、鎌倉時代までさかのぼります。

仏教はインドが起源といわれていますが、除夜の鐘の始まりはインドではなく、中国・宋の時代に鬼を払うために始まったものだといわれています。

 

そして、鎌倉時代に日本の禅寺へと伝わり、朝と夕方に鐘をつくようになったといわれています。

室町時代に入ると大晦日に除夜の鐘をつくようになり、江戸時代には多くの寺院で除夜の鐘をうつ文化が浸透していったといわれています。

 

やがてラジオが普及した昭和時代に入ると、ラジオでも除夜の鐘を放送するようになりました。諸説ありますが、このことをきっかけに、一般大衆にも知られるようになったようです。

 

除夜の鐘をつく108回の意味について?

除夜の鐘を108回つく意味については、諸説があります。一般的には「108ある煩悩を除くため」といわれていますが、ほかの説についてもご紹介していきます。

 

六根(ろっこん)

六根とは仏教用語で、「眼(視覚)」「鼻(嗅覚)」「耳(聴覚)」「舌(味覚)」「身(触覚)」の五感と「意(意識)」の感覚や意識を生ずる、6つの根元を表します。

 

そしてこれらの状態を表す際に、「好」「悪」「平」の3つの煩悩で表します。「好」はよい状態、「悪」は悪い状態、「平」は普通の状態です。さらにこの3つの状態は、「浄」と「染」に分けられます。「浄」は綺麗で、「染」は汚い状態を表しています。

 

そして、六根(6)×煩悩(3)=18に煩悩(2)をかけることで36となります。この36に「過去」「現在」「未来」(3)をかけることで108となります。

 

四苦八苦(しくはっく)

四苦八苦は、四字熟語でもあり仏教用語でもあります。

仏教の世界で四苦は「生」「老」「病」「死」を意味し、八苦は「愛別離苦(あいべつりく)」「怨憎会苦(おんぞうえく)」「求不得苦(ぐふとくく)」「五蘊盛苦(ごおんじょうく)」を意味しています。

これは、うまく物事が進められないなどの苦悩を表しています。

 

そして、四苦(4×9)+八苦(8×9)=108の語呂合わせからきているといわれています。ただし、この四苦八苦説に関しては、単なる語呂合わせであるとの見方もあるようです。

 

除夜の鐘は何時から?

除夜の鐘は、テレビをつけると大晦日終了間際に放送されます。テレビ放送では一部ですが、大晦日の夜遅くから元旦深夜0時にかけて108回鐘がつかれています。

 

最終的に元旦までに108回鳴らせれば問題がないため、正確に何時から何時までとは決められていません。そのため、寺の判断によって実施される時間も変わってきます。

 

各寺院の公式サイトなどでお知らせしているところも多いため、あらかじめ事前に何時からか確認しておくことをおすすめします。

 

マナーとつく方法について

鐘をつく方法は、手順をしっかりと覚えておけば問題ありません。

ただし、本堂への参拝後に鐘をつくのは「戻り鐘」といって縁起が悪いとされています。必ず参拝の前に鐘をつくようにしましょう。

 

一般的には、以下の手順で鐘をつきます。

  1. 順番がきたら、鐘の前に向かう
  2. 鐘の前に着いたら、合掌と一礼をする
  3. 鐘についている紐を引き、鐘を鳴らす
  4. 最後に合掌と一礼をして去る。

 

なお、あまり強く鐘をつき過ぎないように注意しましょう。

また、大晦日は多くの人が寺に参拝しにくるため、1回ついたら次の人へ譲るようにしましょう。

 

1年を振り返る文化

除夜の鐘が大晦日につかれていたのは、この1年の煩悩を除き、清らかな状態で新しい1年のスタートを切るためです。

 

鐘をつく意味や歴史を知らなければ、なんとなく鳴らしたり、聞いたりして終わってしまいますよね。せっかくなら素敵な年を迎えられるように、自身の1年を振り返り、見つめなおすのもよいかもしれません。

 

【関連記事】お正月の由来と過ごし方について


オリジナルラベルのお酒や

誕生日、結婚記念日などの

ギフト向けのお酒をご用意!

姉妹サイト「ハレハレ酒」はこちら

今年も、1年に一度のわくわくなクリスマスがやってきます。

皆さんは、誰にどんなクリスマスプレゼントを贈るか決まりましたか。

一人ひとりにあわせて、まごころこめたギフトを贈りたい。

喜んでもらえるものを贈りたいけど、いざ選ぶとなると悩んでしまうことが多いですよね。素敵なギフトを届けられるよう、2022年も壱ポイントおすすめのアイテムを詰め込んだギフトガイドをお届け。皆さんのギフト選びを、心を込めてお手伝いします。

男性がもらって嬉しい贈りもの

デザイン性を意識するだけではなく、実用的で心躍るギフトを贈りたいですよね。永く使ってもらえうような、品質がよく実用的なアイテムをセレクトしました。

1memori キュキュリボン カラーズ -ピンドット・ブルー-

まるでリボンや蝶ネクタイのようなデザインに仕上げたメガネポーチ。デザイン性の高さはもちろん、実用性が高いのも魅力のひとつです。メガネを収納した状態で拭くことができる、メガネクロスとしての機能も。

NEKADO(ネカド) ネクタイ -水郡 紺-

西陣織のなかでも織りの手法を贅沢に使い、繊細な立体模様をつくりだしてできた水群デザインのネクタイ。力強い水群の柄は、持ち主の魅力をさらに引き立ててくれることでしょう。身につけるシーンを選ばない、1本持っていると安心できる逸品です。

キッソオ italate カードケース -ミックス-

セルフレームめがねの素材を使ってつくられた、マルチなカードケース。1つひとつ職人の手作業によって、仕上げられました。電子マネーカードも入るので、ビジネスだけなくプライベートでも使えます。

イネディット 330ml×4 750ml×2【ビール】

「セレブを迎えるワインはあるがビールがない」というコンセプトのもと誕生した、香りのよいビール。オレンジやバナナのようなフルーティな香りが、飲む前から楽しむことができます。色は金色に近く、泡立ちはとてもクリーミーなのが特徴です。

※姉妹サイト「ハレハレ酒」にて好評発売中

 

女性がもらって嬉しい贈りもの

デザイン性を意識するだけではなく、実用的で楽しくなるギフトを贈りたいですよね。永く使ってもらえるような、品質がよく実用的なアイテムをセレクトしました。

ポイント カシミヤストール -オレンジ-

落ち着いたコーディネートを華やかに、そして気持ちまで晴れやかになる「壱ポイント」オリジナルのカシミヤ100%ストールです。ふわふわとした肌触りと軽さが特徴のカシミヤは、巻いた瞬間にふわっと包まれる首元の暖かさに思わず、幸せな気持ちにさせてくれます。

自遊花人 ピアス プリュム -シルバー-

「プリュム」とは、フランス語で羽毛という意味をもっているピアス。水引の結び方の基本である、あわじ結びからアレンジされた結び方で作られ、まるで翼のような華やかな見た目です。ボリューム感があるのにとても軽く、身に着けると水引の先が揺れる様を楽しむことができます。

壱ポイントオリジナル ガマグチコスメポーチ -ミックスツイード-

壱ポイントならではのこだわりが詰まった、オリジナルデザインのマルチポーチ。パールのミックスツイード柄で、生地全体が上品に煌めき女性らしいデザインに仕上げました。ビューラーやコンパクトなどの厚みのあるアイテムもすっきり。収納力の高さが、嬉しいポイントです。

箔座(はくざ) 箔座の美 フェイスウォッシュ(洗顔料) 箔座の美 ローション(化粧水)

美容保湿成分とともにキメを整え、肌をつややかに輝かせる、プラチナ金箔が配合された洗顔料と化粧水。見た目も金箔でキラキラとしており、わくわくと楽しみながら使うことができます。また、セットで使うことで、より特別感を堪能できるはずです。

 

ベビー&キッズがもらって嬉しい贈りもの

こだわった素材で、安心して喜んでもらいたい。

素材にこだわるだけではなく、可愛いデザインでぬくもり感じるアイテムたちをセレクトしました。

文溪堂 本革裁縫セット -キャメル/ネイビー/グレー-

“一生ものの裁縫セット”をコンセプトに、バッグに本革を採用し革職人が手がけた本格派の裁縫バッグ。汚れたりキズがついたりしても大丈夫なよう、丈夫な素材の本革(牛革)で仕立てました。耐久性が抜群のため、お子様が思いっきり使っても心配ありません。

ORUNET(オルネット) 6重ガーゼサークルスタイ ボタニカル-全 -2種類-

お鼻にはボタンがついた、陽気で愛らしいブタさんモチーフのスタイ。表はオーガニックパイル、裏にはオーガニックシーチングを使用しています。 ナチュラルな素材をつかい、可愛らしいスタイが出来上がりました。オーガニックの生地をベースに、 ステッチで陽気な表情を持たせた目をひきます。

NEKADO(ネカド) 蝶ネクタイ 富士山(KIDS)

男性親子三世代のための、富士山柄の蝶ネクタイ。お祖父ちゃん、お父さん、息子さんお揃いでお洒落をしてみるなんてことはいかがでしょうか。小さな男の子だって、蝶ネクタイをすれば立派な紳士。パーティーや七五三、入学式などでぜひご利用ください。

 

いつも頑張る自分への贈りもの

誰かにギフトを届けるのも素敵ですが、今年1年頑張った自分へクリスマスプレゼントを贈るのはいかがですか?自分へのご褒美となる、ギフトをセレクトしました。

箔座(はくざ) COSMETIC GOLD LEAF Standard -8枚入-

日常に寄り添うシンプルなデザインと、使いやすい大きさで肌に直接なじませる美容金箔シート。美容金箔の原料は、自然の鉱物“金”と“プラチナ”のみです。特別な日の前日に使ったり、気になる箇所に使ったりするのはもちろんおすすめです。

J LIFE gifts アロマウッド ‐花柄(Flower)-

木の素材を活かした、ベイヒバを使用した天然のアロマウッド。日本の縁起物「鶴⻲」の⻲が由来の「⻲甲模様」で縁取った縁起のいい形は、ギフトシーンにもぴったり。アロマオイルと陶器スタンドのセットとなっているので、届いたその日から「香りのある暮らし」をお楽しみいただけます。

ITO CONTRAST -グリーンブルー-

表と裏でちがう色に織りあげる、昼夜織りの技術を用いたストール。間隔をおいて織り方を変えることで、ゆるやかに変化する2色のグラデーションを表現しています。長めのフリンジは、スタイルに動きをつくってくれるのも魅力のひとつです。

くにもと ジュエル -螺鈿リング- ダイヤモンド

宝石をモチーフにした、螺鈿(らでん)で作られたリング。すこし大振りのアクセサリーは、光によってきらめく鮮やかな色あいが特徴的です。普段着のワインポイントとしても、華やかなドレスにも合わせてご使用いただけます。

 

もらって嬉しい、気軽な贈りもの(プチギフト)

仲のいい友人や職場の同僚へ、普段伝えられない感謝の気持ちをさり気なく伝えてみませんか。日々の生活で活用できる、プチギフトをセレクトしました。

AKE 糸のじゅえりぃ

都・西陣で受け継がれてきた京組紐に現代のスパイスを効かせた、“糸”が主役のブレスレット。組紐のなかに形状記憶ワイヤーが入っているので、忙しい朝でもサッとつけることができます。カラフルさのなかにも、しっかりと“和”を感じることができます。

Supmile(サプミーレ) ハンドクリーム 30g

ふっくらとしたやわらかな肌へみちびく、オリーブ果実油をメインに配合したハンドクリーム。天然のラベンダーとノバラ油の香りで、リラックス効果も期待できます。ベタつかず、さらっとした使い心地。触れるものを選ばず、料理中や、大切なお子さん、ペットとも気兼ねなく触れあえます。

竹久夢二 アクアドロップ ふろしき 70

大正ロマンを象徴する画家である、竹久夢二の描いたデザインのふろしき。ふろしきのほかに、エコバッグとしても活用いただけます。撥水加工が施されているため、ジムやプールなどで濡れたウェアを包んだりもできます。さまざまなシーンでご利用いただけるのが嬉しいポイント。

ORUNET(オルネット) 天使プチタオル -全3色-

ぬくもりのあるカラーをした、天使のプチタオル。綿100%のセミシャーリング生地を使用し、吸収性が良くほんのり光沢感があるのが特徴です。リボンをほどくとハンカチタオルになり、再び結ぶと天使のぬいぐるみが完成します。バッグに忍ばせているだけで、小さな幸せを感じられるはず。

 

いかがでしたか?

すこしでも、皆さんのプレゼント探しの参考になれば幸いです。

まごころこもったギフトと一緒に、素敵なクリスマスをお届け。贈った人にも、受けとった人にも幸せで楽しい時間になりますように。

日本人にとって、大切な行事のひとつである新嘗祭(にいなめさい)。

新嘗祭とは毎年11月23日に行われる、収穫祭です。また、この11月23日は勤労感謝の日でもあります。

 

そんな新嘗祭は、どのような歴史のある行事なのでしょうか。

今回は新嘗祭の由来、神嘗祭と大嘗祭との違いについて詳しくご紹介します。

 

新嘗祭とはどのような行事?

新嘗祭 とは、その年に収穫できた穀物や新米を神々にお供えしお祝いする収穫祭です。毎年11月23日に、宮中や神社で儀式が執り行われます。

宮中では、当日に天皇陛下自らが育てた新穀を奉ったあとに、その新穀を召しあがります。このときに神様と一緒に食事ができるのは、天皇陛下のみです。

 

新嘗祭は、神様と一緒に新穀を食べたことで新しい力を得て、翌年の豊穣を約束するための行事であり、宮中にとっては欠かすことができない重要な神事です。

 

新嘗祭は、、「にいなめさい」「しんじょうさい」のほか、「にんなめのまつり」という読み方をされることもあります。

また、新嘗祭の「新嘗」には、新穀を味わいながらいただくという意味が込められています。

 

新嘗祭の由来について

新嘗祭はいつ制定された行事なのか、勤労感謝の日との関係についてご紹介します。

 

新嘗祭はいつから始まった?

新嘗祭の由来には諸説あり、具体的な起源は定かではありません。しかし、『古事記』によると、天照大御神が五穀豊穣を願ったことが記されているといいます。

 

新嘗祭が11月23日に制定されたのは、1873年です。もともとは、旧暦で2番目にあたる卯の日に行われていました。しかし、旧暦で数えてしまうと、毎年日付が変わってしまいます。

そこで、1873年に新暦の11月の2番目にあたる卯の日に行うようになったといわれています。それが、今の11月23日となります。さらに、卯の日は繁栄を象徴する縁起のよい日でもあるといわれています。

 

勤労感謝の日と同じ?

11月23日といえば、多くの人が思い浮かべるのが勤労感謝の日。もともとは新嘗祭の日でしたが、戦後にGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の政策により、労感謝の日として制定されました。

 

神嘗祭(かんなめさい)との違いについて

神嘗祭(かんなめさい)とは、毎年10月15日〜17日に伊勢神宮で執り行われる宮中行事です。この神嘗祭は、その年に最初に収穫した新穀を天照大御神といった神々に捧げ、感謝をするお祭りです。それに対し新嘗祭は、天皇が自身で育てた新穀を捧げ感謝をします。宮中では10月17日に、執り行われるようになりました。

 

 

大嘗祭(だいじょうさい)

大嘗祭(だいじょうさい)とは、新しく天皇が即位したあと最初に執り行う新嘗祭のことです。大嘗祭の日程は正式には定められていませんが、例年11月に行われています。

このときに使われるお米は、斎田点定(さいでんてんてい)と呼ばれる儀式から選ばれます。この儀式では、亀卜(きぼく)と呼ばれる亀の甲羅を使った占いでお米の産地が決まります。

 

新嘗祭は宮中で執り行われますが、大嘗祭は大嘗宮(だいじょうきゅう)と呼ばれる、大きな祭場が用意されます。大嘗宮に参列した人々を招き、会食をふるまうなどの大響の義(だいきょうのぎ)を行います。

 

感謝の気持ちを込めていただく

新嘗祭はただの宮中行事ではなく、翌年の豊穣を約束するための儀式です。

毎日の食卓でお米を美味しくいただいている私たちにとっても、大切な行事です。

 

11月23日には、いつもより感謝の気持ちを込めていただいてみてはいかがでしょうか。

きっと皆さんの気持ちが農家さんにも伝わり、来年もおいしくいただけるはずです。

 


オリジナルラベルのお酒や

誕生日、結婚記念日などの

ギフト向けのお酒をご用意!

姉妹サイト「ハレハレ酒」はこちら