結婚式は新郎新婦にとって、とても大切なイベント(儀式)です。

時期としては、9月〜11月の秋ごろに結婚式を挙げる傾向があります。天候に左右されない時期が人気な一方で、じつは梅雨時期である6月も人気があります。そんな6月に挙げる結婚式は「ジューンブライド」と呼ばれ、6月に結婚すると幸せになれるといわれています。では、なぜ6月に結婚式をするとよいといわれるようになったのでしょうか。

 

ジューンブライドの由来から意味、幸せを願うおまじない「サムシングフォー」について詳しくご紹介していきます。

 

ジューンブライドの由来について

 

 

冒頭でも説明したとおり、ジューンブライド(June Bride)には「6月に結婚する花嫁は幸せになれる」という言い伝えがあり、「6月の花嫁」「6月の結婚」を意味しています。

このような言い伝えができたのは、いくつかの由来が関係しています。

 

ギリシャ・ローマ神話の女神ユノ(Juno)

いくつかの由来がありますが、ギリシャ神話の女神ユノ(Juno)が有力といわれています。

ユノは6月の月名の語源ともなっていて、「6月の女神」です。結婚や出産を象徴しており、女性や子供を守る女神です。

このことから、6月に結婚式を挙げると、花嫁にとって縁起がよいといわれるようになりました。

また、6月は英語でJuneと書きますが、ユノをアルファベットで書いたときのJunoからきたともいわれています。

 

結婚が解禁される日

諸説ありますが、ヨーロッパで6月に結婚が解禁されたことが関係しています。ヨーロッパでは3月〜5月のあいだに農業が盛んで忙しいことから、農業に大事な3か月は結婚が禁止されていました。

6月になると結婚が解禁されるため、6月に結婚する人たちが集中していました。

また、全体的に農業も落ち着き余裕ができるため、お祝いしてくれる人も増え、多くの人の祝福で幸せになれるといわれるようになりました。

 

結婚式にぴったりな季節

日本の6月は雨が多く、結婚式を避けることも少なくありません。

しかし、ヨーロッパでは日本のように梅雨はなく、最も天候に恵まれる時期です。

ちょうどよい天候から、多くの新郎新婦が結婚式を挙げるようになったからといわれています。

 

日本に広がったのはいつから?

 

 

日本では6月に梅雨と重なりやすいことから、結婚式を挙げる時期としてあまりメジャーではありませんでした。

そんなマイナスのイメージを払拭するために、日本の老舗ホテルが1960年ごろから「6月に結婚式を挙げると幸せになれる」という言い伝えとともに、多くの人に広げる活動をしていきました。

こういった活動から、日本でも少しずつジューンブライドが認知されていきました。

日本では6月は梅雨どきと重なりやすいことから、結婚式を挙げる時期としては、あまりメジャーではありませんでした。

ですが、日本の老舗ホテルがジューンブライドを広げていったことで、徐々に認知されるようになりました。

 

幸せを願うおまじない「サムシングフォー(Something Four)」

 

 

サムシングフォー(Something Four)とは、花嫁の幸せを願い、結婚式で4つのアイテムを身に着けるおまじないのようなものです。

サムシングフォーの由来は、マザー・グースの歌からきたといわれています。

日本でも少しずつ広まってきましたが、もともとはイギリスをメインとしたヨーロッパ方面から伝わってきました。

 

サムシングニュー(Something menu)

サムシングニューとは、「何か新しいもの」です。言葉どおり、新しく買ったアイテムを身に着けます。

新しく始まる生活が幸せになりますようにといった、未来への期待などを表しています。

 

サムシンオールド(Something old)

サムシングオールドとは、「何か古いもの」です。家族代々受け継いできた、アクセサリーやドレスなどを身に着けます。

幸せが永く続きますようにといった想いが込められ、家族の絆などを表しています。

 

サムシングボロウ(Something borrowed)

サムシングボロウとは「何か借りたもの」で、友人や隣人との絆を表しています。

結婚している友人からものを借りることで、幸せをあやかろうといった意味も含まれています。

 

サムシングブルー(Something blue)

サムシングブルーとは、「何か青いもの」です。青は幸せを呼ぶ色ともいわれており、「花嫁の清らかさと誠実な愛情」といった意味が込められています。

6月が旬である青の紫陽花を使ったブーケや、アクセサリーを身に着けます。

 

ジューンブライドにおすすめなお花

ブーケは花嫁が持つためや式場の装飾など、結婚式には欠かせないアイテムです。ここでは、6月のジューンブライドに使いたい、おすすめな花をご紹介していきます。

 

紫陽花(あじさい)

 

 

紫陽花(あじさい)には、「乙女の愛」「家族」「団らん」といった意味が込められています。

結婚式に合った花言葉であり、旬の花でもあるためブーケにおすすめです。

また、色によっても少し意味が違ってきます。青色であれば「辛抱強い愛情」、ピンクは「元気な女性」、白(ホワイト)は「寛容」といった意味が込められています。

紫陽花は形からしてもブーケが作りやすく、どんな花にも合わせやすいのが特徴です。

そんな青の紫陽花は、サムシングブルーにぴったりです。

 

百合(ユリ)

 

 

百合(ゆり)には、「純粋」「無垢」といった意味が込められています。

ユリは5月〜8月の時期に咲く花で、結婚式で目にすることが多くなります。

花言葉も結婚式にぴったりで、ブーケにおすすめな花です。

また、ユリの一種でもあるカサブランカもおすすめです。

「高貴」「純粋」「祝福」「無垢」といった言葉が、込められています。大きい花びらが特徴的で、美しい白い色が上品でブーケに最適です

 

芍薬(シャクヤク)

 

 

芍薬(シャクヤク)には、「はじらい」「慎ましさ」「はにかみ」「幸せな結婚誠実」「誠実」といった意味が込められています。

結婚式にぴったりな花言葉で、丸く大きな花を咲かせる芍薬は、ブーケにおすすめです。

 

梔子(クチナシ)

 

梔子(クチナシ)には、「喜びを運ぶ」「とても幸せです」といった意味が込められています。

ほかの花に比べて小ぶりですが、どんな花とも合わせやすいのが特徴です。

 

スイートピー

 

 

スイートピーには、「門出」「永遠の喜び」「優しい思い出」といった意味が込められています。

スイートピーは小ぶりで、やわらかく素敵なのが特徴です。花言葉は、新しい道を歩む結婚式にぴったりな花のひとつです。

 

思い出に残る素敵な結婚式を

 

 

結婚式を挙げるのであれば、思い出に残る1日にしたいもの。

結婚式で悩んでいる方はぜひ、ジューンブライドを視野にいれてみるのはいかがでしょうか。

梅雨の時期に結婚式を挙げることはマイナスのイメージもありますが、ジューンブライドにしかない魅力も多くあります。

今回の記事をとおして、少しでもジューンブライドの魅力が伝われば幸いです。

 

 

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