KOSHO ＜ougi＞トートバッグ M -生成-

シンプルな生成色に墨色、紅色、瑠璃色の配色がよく映える＜ougi＞トートバッグMの生成シリーズです。

扇をイメージしてデザインされた形と、扇部分を開いた際に現れる鮮やかな色たちは、見えない部分に洒落をほどこす京都の”粋”を表現しています。

A４サイズのファイルやノートなどもしっかりと収納でき、デザイン性だけでなく機能面も優れたトートバッグです。持ち手の部分が少し長めに作られており、肩にかけて使用しやすいのも嬉しいポイント。

さらに、中に入れる荷物の量によって様々な表情を魅せてくれるのも＜ougi＞トートバッグの大きな魅力のひとつ。男女問わずお使いいただける、ユニセックスなデザインとなっています。

KOSHOは、ニューヨーク近代美術館（MoMA）ミュージアムショップやフランス、イタリア、アメリカ、台湾、中国のセレクトショップにも並んでおり、パリの見本市「メゾン・エ・オブジェ」で高い評価を得るなど、日本国内にとどまらず海外でも注目されています。

京都の地が生んだブランド  KOSHO

小川光章（おがわ こうしょう）氏が、京都の伝統工芸である京友禅を学んだ後に、設立したのが「KOSHO」。

工房のまわりにはのどかな風景が広がり、鳥のさえずりや豊かな四季の移ろいが感じられ、クリエイティブの源となります。

四季折々の美しさをモチーフにした表現や、日本古来の文様・意匠を現代的にデフォルメした表現など、どれも物語や使い手の想いを閉じ込めた染色の世界。

心地よい緊張感を漂わせ、シンプルさの中にも優雅さが隠れるモダンな「布アート」で現代の暮らしに彩りを添えます。

いにしえより受け継がれる伝統文化

KOSHOの帆布トートバッグ、＜ougi＞のデザインは古くから受け継がれてきた、「重ねの文化」からヒントを得ています。

着物にみられる色と色の重なりはもとより、食器や調度品のお重、そして折り紙のようにさまざまな形で伝わる日本の生活文化を現代の暮らしに活かしたい、とうまれたのが帆布＜ougi＞。

日本人は古来から、肌着や裏地などの隠れた部分で密かにお洒落を楽しむ文化があります。

きものの襟（えり）や袖（そで）、そして裾（すそ）からちらりとのぞく色や柄、また羽織を脱いだ瞬間に見える色や柄が粋とされました。

そんな粋を表したのが、KOSHOのトートバッグ＜ougi ＞。

“ougi”という名のとおり、日本で昔から使われてきた「扇」をモチーフにして作られました。

一見するとシンプルなトートバッグですが、裾を広げると扇形に姿を変え、内側からハッとするほど鮮やかな色をのぞかせます。

KOSHO デザイナー  小川光章

KOSHOの代表であり、デザインから染色まで務める小川光章氏。

もともと学んでいた京友禅の技術を活かし、誕生したのが「KOSHO」でした。

35年にわたって着物からインテリア、絹から麻とジャンルや素材は変わっても高感度な布アートを手掛けてきた光章氏。KOSHOでも、さまざまな染色技法・染料を使い分け、刷毛を巧みに使う”引き染め”、染液に布を浸けこむ”浸染め”、筆による手描きなどの技法を組み合せ、一点ずつ丁寧に“手描き染め”職人の技・想いを映します。

人の手から生み出されるモノへのこだわり。

人の五感に響くモノづくり。

伝統の技術ならではの感覚の細やかさと、現代アートのようなシャープさを併せもつ作品の数々を、ぜひその目で確かめてみてください。

商品詳細

サイズ：H 330mm × W 300mm × D 130mm

素材：黄麻（ジュート）50％、綿50％、

注意事項
・商品の特性上、摩擦などにより色落ちや色移りすることがあります。

特に濡れた状態で長時間重ね合わせると色うつりする場合がありますのでご注意ください。

・鋭利な形状のものを入れたり、無理な詰め込みをしたりすると破損の原因となります。