武州正藍染×京扇子

深いネイビーの透け感が見た目にも涼やかな、武州正藍染の京扇子。

埼玉県で生産されている武州正藍染と、京都を中心に作られている京扇子のコラボレーションアイテムです。京扇子は細かく分けると87回の工程があると言われ、職人さんの手によって手間暇かけて作られています。

糸を先に染めることにより、織りあげた布にうっすらと青縞(あおじま)が現れます。透け感のある扇面を夏の光に透かすと、美しい青縞が顔をみせます。手作業でできた扇子は１つひとつ縞模様が異なり、思わず扇子への愛着が湧いてくるようです。

あおいでみると、ふんわりやわらかい風が吹きます。ジメっとした季節に心地よく、癒しの時間が流れます。

末広がりの形から縁起の良いものとされている扇子は、誕生日や記念日などの贈りものとしてもおすすめです。

武州正藍染とは

武州正藍染(ぶしゅうしょうあいぞめ)とは、埼玉県武州地域(現在の埼玉県羽生市・加須市・行田市・深谷市)で生産された、正藍染を施した織物のことです。

武州正藍染は、藍の葉からとった染料を発酵させて染めるのが特徴です。染めの手法は糸の段階で染める糸染めと、布にしてから染める型染のふたつの手法があります。武州では、全体の７割が糸染めです。

武州正藍染の糸染めは、糸を染め上げてから織るため、「青縞(あおじま)」と呼ばれる美しい自然のストライプが生まれます。それは、糸から染める手間をかけた手法のみで表現される、職人の誇りの証でもあります。

これいい和 -工芸開化-

これいい和は、「普段使いに良いものを」をコンセプトに工芸品や日本製のアイテムをご用意しています。思わず「これいいわ～」と言っていただけるような良いモノをお届けするショップです。

伝統工芸品を広めることは、日本の技術・誇りを広めること。つくり手の技術を広める事は日本の未来に繋がる事になります。

より多くの方に伝統工芸品を身近に感じられよう、活動を行っております。

商品詳細
扇子×１
サイズ：W385×D12×H214mm
素材：竹、綿
産地：埼玉県×京都府
包装：化粧箱

注意事項
・藍染生地は水濡れにより、色移りをする可能性がございます。お取り扱いにはご注意下さい。
・商品の色味は、お客様のお使いのモニター設定、お部屋の照明等により実際と異なる場合がございます。