
母の日はカーネーションが定番?起源と花言葉とは
いつもお世話になっているお母さんに、感謝の気持ちを伝えたい「母の日」。
そんな母の日には、カーネーションを贈る慣習があります。なぜ、カーネーションを贈るのかご存知でしょうか。
この記事では、母の日の由来から歴史、カーネーションの色ごとの意味についてご紹介します。
もくじ
母の日とは、いつ?何をする日?
母の日は、毎年5月の第2日曜日。
年度によって変わってくるため、毎年カレンダーのチェックをお忘れないように。
多くの人が知っていると思いますが、母の日とは日頃お世話になっているお母さんへ感謝の気持ちを伝える日です。
母の日が近くなってくると、お店でカーネションが並んでいるのをよく目にします。カーネーションをプレゼントしたり、手紙を贈ったりと感謝の気持ちの伝え方は人それぞれです。
母の日は1年にいちど感謝の気持ちを伝えることができる、とても大事な日となっています。
母の日が始まった由来・歴史
そんな母の日ですが、どのような由来や歴史とともに始まったのでしょうか。
ここからは、そんな母の日が始まった由来や歴史について見ていきましょう。
母の日が始まったのはいつ?
母の日は日本ではなく、アメリカから伝えられたとされています。
19世紀〜20世紀初めの頃に積極的に社会活動をしていた、ミセス・ジャービスの娘アンナ・ジャービスが関係しています。
1907年5月9日にお母さんを亡くし悲しんでいたアンですが、お世話になったお母さんへ感謝の気持ちを伝えたいということから白いカーネーションを配り始めたのがきっかけといわれています。
このきっかけからアンの思いはアメリカ全土に広がり、当時大統領だったウィルソンが5月の第2日曜日を母の日と定めました。
その後アメリカでは、母の日が国民の祝日となりました。
母の日が日本に浸透したのはいつごろ?
日本では明治末期の頃に、アメリカのキリスト教から母の日が伝わったといわれています。
1915年に日本でも、教会にて行事を通して白いカーネションを配るようになりました。
日本全体でも母の日が認知されていき、1931年皇太后の誕生日である3月6日を母の日と定めました。
さらに、1937年に森永製菓が「母の日大会」を主催し、母の日を大々的にアピールしていきました。
このイベントをきっかけに、1947年に正式に5月の第2日曜が母の日となりました。
カーネーションを贈るのはなぜ? 花言葉や色の意味は?
そんな母の日にカーネーションを贈るのは、なぜでしょうか。
ここでは、カーネーションに込められた花言葉や色の意味についてご紹介します。
カーネーションを贈るのはなぜ?
由来・歴史でもご紹介した通り、アンナが追悼式で白いカーネーションを配り始めたのがきっかけです。
そこから全世界でも浸透し、今では母の日になるとカーネーションを贈る習慣がつきました。
カーネーションの花言葉
カーネーションは色ごとに意味が異なりますが、全体的にカーネーションは「無垢で深い愛」といわれています。
母の日の由来から、この言葉の意味がつけられました。
では、色ごとにどのような意味があるのが見ていきましょう。
白(ホワイト)
「純潔の愛」や「尊敬」といった比較的ポジティブな花言葉です。
その一方で、「亡くした母を偲ぶ花」ともいわれているため、母の日には渡さないほうが良いでしょう。
赤(レッド)
母の日に贈るカーネーションとして、もっともポピュラーなのが赤のカーネーション。
そんな赤色のカーネーションには、「母の愛」「愛を信じる」「熱烈な愛」といったお母さんへの言葉が込められています。
ピンク
「感謝」「上品・気品」「温かい心」「美しい仕草」といった言葉が込められています。
赤と同様に、母の日に贈るポピュラーな色です。
オレンジ
「純粋な愛」「熱愛」「清らかな慕情」といったあつい言葉が込められています。
大切な家族、母の日に贈るぴったりな色のカーネーションです。
恋人にも贈る色としてもよく使われています。
緑(グリーン)
「癒やし」「純粋な愛情」といったリラックス効果のイメージがある花言葉が込められています。
あまり目にしない色ですが、疲れをとって癒してあげたいときお母さんに贈りたいカーネーションです。
日頃の感謝の気持ちを込めるのにぴったりなカーネションです。
紫(パープル)
「誇り」「気品」といったや強い女性を連想させる言葉が含まれています。
中には「気まぐれ」も含まれているため、贈る際は注意が必要です。
青(ブルー)
「永遠の幸福」といった素敵な言葉が含まれています。
青色のカーネーションは珍しいため、母の日に贈る人も少なくないみたいです。
黄(イエロー)
「嫉妬」「軽蔑」「美」「愛情の揺らぎ」といったネガティヴな花言葉が込められています。
なかには「友情」など含まれていますが、母の日に贈るのはおすすめしません。
今年のカーネーションは、いろんな色を混ぜて贈るのもいいかもしれませんね。
さいごに
母の日の意味やカーネーションを贈る理由を知っていただけましたか?
母の日はプレゼントを渡して終わるのではなく、きちんと感謝の気持ちを伝えましょう。
いつもよりもっと素敵な母の日を過ごせるはずです。
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