GOSUの生みの親、「副久製陶所」

肥前吉田(ひぜんよしだやき)の産地として知られる、佐賀県嬉野市にある副久製陶所が手がけるGOSU(ごす)。

この地域では、美術品や業務用食器を多く手がける有田にも近いものの、普段使いしやすい食器を中心に手がけています。

 

1953年創業の三代にわたって続く同窯元では、三代目となる副島久洋さんが、妻・美智子さんとともに、先代から受け継がれてきた技法を活かした作陶をおこなっています。

 

長年うつわを作り続けていても、未だに窯をあけるたびにその美しさや歴史の面白さ、奥深さといった磁器の魅力を肌で実感するそうです。​

5種類の顔をもつGOSU

ブランド名にもなっている呉須とは、古くから染付などの磁器に使われているブルーの顔料(主成分:酸化コバルト)のこと。

 

1.0から5.0の5種のブルーの表情をうつわに染め付け、焼き留めました。深みのある渋いものから、はっとするような鮮やかなもの、薄雲のベールのように軽やかなものまで。

一口に呉須と言っても、その色合いはさまざまです。

 

副久はこの呉須のブルーにこだわり、とっておきの5色を生み出し、副久独自の「GOSU 1.0 – 5.0」として焼き上げています。

 

色を表現する伝統技法「濃み」

副久では、古くから呉須を塗る際に使われている「濃み(だみ)」と呼ばれる手法を用いています。

 

これは、濃み筆という専用の大きな筆にたっぷりと呉須を含ませ、指先で滴り落ちる絵の具の量を調節しながら細かく塗り進めるという技法です。技術と集中力、そしてなにより大変根気のいる作業は、GOSUの色を表現するのにとても重要な工程です。

この手法により、深く引き込まれるような奥行きのあるブルーになると同時に、ひとつとして同じものはない唯一無二のうつわへと仕上がります。

 

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