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SDGs、サスティナブル、エシカル…… それぞれの意味と違い、知っていますか?

SDGs、サスティナブル、エシカル……

いずれも、近年耳にすることの増えてきた言葉たちですが、それぞれの意味や違いについて、きちんと理解できているという方は多くないかもしれません。そこで今回の記事では、 「エシカルな消費」のために押さえたいキーワード3つとそれぞれの違いを解説します。

国連が掲げた“SDGs”って、どんな意味?

まずは、SDGsの意味について見ていきましょう。

SDGsとは、「エス・ディー・ジーズ/Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称のこと。

SDGsは2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。

持続可能な世界を実現するために、必要な17の目標と、さらに具体的な169のターゲットから構成されるSDGs。地球上の「誰ひとりとして取り残さない」ことを誓い、「環境問題」や「途上国の開発」「ジェンダーの平等」といった課題をひとつの全体像にまとめたという特徴があります。このような図を見かけたことはありませんか?

SDGsのポスター・ロゴ・アイコンおよびガイドライン | 国連広報センター

サスティナブル(サステナブル)の意味とは

brown wooden chopping board beside clear glass jar

サスティナブル(サステナブル)とは、「持続可能な(sustainable)」という意味のことば。その後につづく「開発(Development)」という意味も含みながら使われています。

サスティナブルという単語が使われ始めたのは、1987年国連の「環境と開発に関する委員会」の報告書。やがて2015年には国連サミットで「持続可能な開発のためのアジェンダ」が採択されたことにより、このことばが認知されるようになっていきました。

その中心であるSustainable Development Goals(持続可能な開発目標)がサスティナブルということばの背景にあります。サスティナブルという単語には、人々の活動は自然環境が持続可能で、人類社会が持続可能な発展をするものでなければならないというメッセージも含まれているのです。

エシカルの意味とは

white wooden table near brown chair

エシカル(ethical)とは直訳すると、「倫理的」「道徳的」という意味を表すことば。

エシカルということばの発祥は、イギリスであるとされています。1989年にイギリス・マンチェスターで創刊された雑誌“ethical Consumer(エシカルコンシューマー=エシカルな消費をする消費者)”がきっかけとなったとか。

エシカルは形容詞のため、さまざまな名詞と組み合わせることによって意味は多様に広がっていきます。とくに近年では「人や地球環境、社会、地域に配慮した考え方や行動」のことを指すことが多く、(地域の活性化や雇用なども含んだ)人や環境、社会へ配慮した消費やサービスのことを「エシカル消費」と呼ぶことが増えています。

「サスティナブル」と「エシカル」の違いって?

green rubber fig plant

いかがでしたか? エシカルとサスィテナブルとの単語の意味は、それぞれ異なります。ですが、「エシカルファッション」「サスティナブルファッション」などのように、同じ意味を含んで使われることも多々あります

厳密には違いのあるそれぞれの単語ですが、いずれもサスティナブルな社会を目指す活動は、わたしたちの生活だけでなく将来の子どもたちの生活を守るというメッセージが込められているという点では共通しています。

世界中にはさまざまな問題があり、すぐには解決できないものもあります。ですが、世界中の人々がエシカルな行動や消費を行うことで、サスティナブルな社会の実現へと近づいていくのかもしれません。

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