お酒が飲めなくてもたのしめる「お猪口」の使いかた
陶器やガラスでできたもの、絵柄もシンプルなものからモダンなデザインのものまで。
さまざまな素材やデザインでつくられているお猪口(おちょこ)。
インテリアショップでもおしゃれなお猪口が置いてあるとつい、手にとってしまいます。
じつは、アイデア次第でさまざまな使いかたができる万能なアイテムだということをご存知ですか?
そこで今回は、お酒を飲むことが苦手な人でもたのしめる、お猪口の使いかたアレンジをご紹介。
お酒に合わせるのはもちろんいいけれど、もっと自由にお猪口をたのしんでみましょう。
もくじ
お猪口とは
Kaguyahime
イロドリおちょこ -水彩-
陶器やガラスなど材質、絵柄もシンプルなものからモダン、可愛いものまでさまざまなものがあるお猪口。
お猪口とは「ちょく(猪口)」が転じたものであるとされています。由来には諸説ありますが、ちょっとしたものを意味する「ちょく」や飾り気がないこと、安直を意味する「ちょく(直)」であると考えられています。
お猪口の素材は陶磁器製とされていますが、酒器はガラス製や木製のものも増えているので、現在に至っては陶磁器製に限るものではないようです。
「ぐい呑み」との違い
山田硝子
ぐい吞み 焔 (黒)
お猪口とよく似た形のうつわに、「ぐい呑み」があります。お猪口とぐい呑みの違いに明確な定義はありませんが、2つは大きさが異なります。
お猪口はぐい呑みに比べて小振りで、徳利とセットでついてくるようなサイズのものがお猪口であるとされています。一方のぐい呑みは、お猪口よりもサイズが大きめ。語源とされている「ぐいっと呑む」という言葉から想像できるように、ぐいぐいお酒を呑みすすめられるような大きさのものを指します。なお、ぐい呑みの素材はとくに限定されていません。
お酒が飲めなくても楽しめる、「お猪口」の使いかた
小鉢としておかずを入れる
「いつもの食卓に、なにか一品プラスしたいな」
そんなときに活躍するのがお猪口。献立の色味にあわせて足りない色を補ったり、おかずの色味とあわせて統一感を出したり。お猪口自体は和食器ですが、モダンなデザインものを選べば、洋食器にもスッと馴染みます。
湯呑みやコーヒーカップとして
お猪口は、湯飲みやマグカップなどの代わりに使える万能なうつわ。
プレートにもすっぽり収まる小ぢんまりとしたサイズ感は、お菓子とともにワンプレートでドリンクを出すことができます。ポップなデザインのものを選べば、和菓子だけではなく、洋菓子にあわせてコーヒーカップとしても使うことができます。
食後のデザートを可愛く盛りつけて
お猪口は器自体が小ぶりなものが多く、器の入口が広いため、デザートの盛りつけにもぴったり。いつもコンビニでつい買ってしまうお気に入りのアイスをカップから直接食べるのもいいけれど、ときには小さな器にかわいく盛りつけていただくのも素敵。
ほかにも、イチゴなどの小さめの果物やキャンデイなどの小さなお菓子を盛りつければ、いつものデザートタイムもちょっぴりお洒落に仕上がります。
テーブルを彩る、一輪挿しにも
お猪口は、テーブルの上にちょっとだけお花を飾りたいときにぴったりな花器にもなります。立派な花器を置くとスペースが埋まってしまいがちですが、お猪口であれば省スペースながらもお花を可愛く引き立ててくれます。
お酒をたしなむときにしか出番がないと思っていお猪口ですが、さまざまな使いかたができるのはうれしい誤算。
また、めんつゆなどを入れる「蕎麦猪口」でも同じように使うことができます。
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