日本酒って、どんなお酒?

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日本酒とは醸造酒の一種で、主に米・麹・水を原料として、それらを日本特有の方法で発酵した後熟成させて造る飲みもののことを指します。

その歴史は古く、起源は明確にはされていませんが、稲作と同時期に造られるようになったのではないかと考えられています。

つまり、弥生時代にはすでにお米を使ったお酒を飲まれていたと推測されており、さまざまな時代を経て、現代まで愛されつづけているのです。

日ごろ、何気なく口にしている日本酒ですが、日本の歴史とともに歩んできたと知ると、より一層味に深みが増す気がしますよね。

 

日本酒の美味しい飲み方①温度を変える

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同じ日本酒でも、温度を変えることで風味や香りの変化をたのしむことができます。その温度帯は幅広く、温度によって情緒ある呼び名が付けられています。

・5℃/雪冷え(ゆきびえ)

冷酒の中でもとくに温度日本酒を雪冷えと呼びます。よく冷やすことで香りが抑えられ、シャープな味わいになるのが特徴。

・10℃/花冷え(はなびえ)

10度くらいのものを花冷えと呼びます。香りが弱まり、きめ細やかな味わいになるという特徴があります。

・15℃/涼冷え(すずびえ)

目安としては、冷蔵庫からだして10分くらい経ったころ。華やかな香りが立ち上がり、ツンとするほどは冷たくない、まさに涼やかな温度のこと。

・30℃/日向燗(ひなたかん)

酸味や旨みの輪郭がはっきりと出始め、お酒の本質的な品質のよさも感じ始める温度のことを指します。

・35℃/人肌燗(ひとはだかん)

口に入れたときもややぬるめに感じられる、やわらかくやさしい温度です。
米や麹の良い香り、やわらかな味わいが楽しめます。

・40℃/ぬる燗(ぬるかん)

口に含んだ瞬間にやや熱さが感じられる温度。お酒の旨みや味わいがふくらみ、おいしさを存分に感じられる温度とされています。とくに、純米酒系におすすめ。

・45℃/上燗(じょうかん)

口に入れると、熱さを感じる温度の日本酒を指します。味わいのバランスと後味のキレ両方がたのしめます。

・50℃/熱燗(あつかん)

あたためたお酒を総じてあつ燗と呼ぶこともありますが、本来は、燗酒のなかでもかなり温度の高い区分を指します。寒い日に体を温めるのに最適です。

・55℃/飛び切り燗(とびきりかん)

燗酒の中でも温度が「飛びきり」に高いことから、このように呼ばれています。香りが強くなって味わいに刺激を感じますが、淡麗辛口のお酒であれば、さっぱりと飲むことができます。

そのほか、近年ではシャーベット状に凍らせる「みぞれ酒」も注目を集めています。一般的には、冷やすとキリッと味が引き締まり爽やかな飲み口に、温めると米の旨味や香りが広がりふくよかな味わいになるといわれています。種類によっても適した温度がありますが、いろいろと試して楽しめるのも日本酒ならではと言えるでしょう。

 

日本酒の美味しい飲み方②割り方をアレンジする

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近年の日本酒のブームとともに、さまざまな割りかたも増えてきました。そこで今回は、初心者でも取り入れやすいアレンジをご紹介します。

 

たとえば、サッパリとしたお酒が好きな方は炭酸水や緑茶で割ったり、ワサビをちょっと加えたりすると、ひと味違う清涼感を味わうことができます。

甘い系だとフルーツジュースや果実のリキュールと割るのがおすすめです。蔵元によっては日本酒を使った果実酒もあるのでフルーツ系とは相性が抜群です。

そのほかにも、日本酒を使ったカクテルがあります。

代表的なものとして挙げられるのが、ビールのトマトジュース割を日本酒にアレンジした「和風レッドアイ」。そのほかにも、日本酒×ジンジャーエールの「和風モスコミュール」や日本酒×コーラの「和風ディーゼル」は、日本酒初心者の方でもとくに飲みやすい組み合わせではないでしょうか。

 

日本酒の美味しい飲み方③酒器にこだわる

日本酒は器にもこだわると、さらに自分好みの香りや味に近づけることができます。

ひと口で飲める「お猪口」は、器による味の違いが出づらいので、好きな見た目で選びましょう。お猪口よりもすこし大きな「ぐい呑み」を選ぶ際には、日本酒の香りを豊かに感じたい場合は口径の広いもの、すっきりと軽快な飲み口をたのしみたい場合は、口径が小さめのものを選ぶとよいでしょう。

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同じ日本酒でも飲み方、酒器で味ががらりと変わります。季節や気候に合わせて自分好みの飲み方を探すのも日本酒ならではの楽しみかたです。

これまで日本酒に触れてこなかった方も、まずはおうちで揃えられるものから試してみてはいかがでしょうか。

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