清酒って、どんな種類のお酒のこと?

清酒は日本酒の一種で、一定の条件を満たすものを清酒と呼びます。

その条件は酒税法で定められており、

・アルコール度数22度以下のもの

・米、米こうじ、水、その他政令で定める物品を原料として発酵させたもの

・製造過程で発酵したのち濾し(こし)たもの

上記の規定を満たしたものが清酒とされています。

「清い」「お酒」と書くだけあって、かつては透明度の高いお酒を清酒と呼んでいましたが、製造工程にこす作業があればにごり酒も清酒に分類されています。

日本酒や焼酎とどう違うの?

清酒は日本酒の一種だということですが、具体的に日本酒や焼酎と何か違いがあるのでしょうか。ここでは、清酒と日本酒、焼酎との違いを見ていきましょう。

日本酒との違い

清酒は日本酒の一種と述べましたが、原材料に使う米が国産であり、国内で製造されたものが日本酒です。また、みりんや合成酒も日本酒とされています。日本酒の中でもつくる過程でこす工程があるものが清酒にあたります。

焼酎との違い

日本酒(清酒)と焼酎は、製法が違います。日本酒はお米を発酵せたまま瓶詰めしますが、焼酎は発酵のあとに蒸溜という工程を経たお酒になります。

また、日本酒の原材料は米と定められていますが、それに比べて焼酎は米や麦を始め芋やトウモロコシなどの穀物が用いられてたり原材料に使われているものが多彩なのも特徴です。

焼酎は蒸溜することにより、比較的日本酒よりもアルコール度数の高いお酒になります。

清酒のおすすめな飲み方

清酒は温度によってさまざまな味わいをたのしむことができます。

5℃~15℃に冷やしたものは口当たりがシャープになり軽快な飲み口のため、香りをたのしみたい日本酒におすすめです。食前酒または食後酒にぴったりの飲み方です。

口に含んだ時にやや冷たく感じる位の常温になると食事とも合わせやすく酒本来の香りや味わいを堪能できます。30℃前後~55℃前後の燗酒は熟成された清酒が向いています。温めることにより米のうまみや甘みを感じることができます。時間が経つことで温度が変わるのでゆっくりと味の変化をたのしむこともできます。

清酒の賞味期限、保管時の注意点

清酒はアルコールの殺菌作用により長期保存が可能です。未開封であればおよそ1年ほどは持ちます。

清酒には賞味期限の記載は無く、その代わりに「製造年月」の記載が義務付けられています。製造年月は瓶詰めされた日であり、そこから約1年が清酒の賞味期限の目安とされています。

未開封であれば長期保存はできますが、開栓後は酸化により味の劣化が始まってしまい、開栓後1週間ほどでまったく味の違う日本酒になってしまいます。

封を開けたものは早めに飲みきるように心がけてください。

味が変わってしまったものは料理酒などで使用すると良いでしょう。

清酒はデリケートなので保存する場合は温度変化の少ない冷暗所で保管してください。また酒瓶を横にして保存すると酸素に触れる面積が増え、酸化が早く進んでしまいます。更に栓に酒が触れ腐敗の原因にもなるのでできるだけ立てて保存しましょう。

まとめ

いかがでしたか? 今回の記事では、清酒についてご紹介しました。日本酒はさまざまな種類があって少しややこしいですが、その分奥が深く知れば知るほど口にする時の感じ方が変わります。

季節やお料理によって合わせるお酒を選ぶのもたのしいですよ。自分好みの1本を探してみてはいかがでしょうか。

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